私がココトモメンバーになったわけ③

皆さんこんにちは。きぃです。今回も、前回のコラムの続きです。お読みいただけると嬉しいです!

辛さを無視して頑張り続けた私は、心の病気になりました。

私が発症したのは「摂食障害」です。初めの症状は拒食。以前から体型にコンプレックスがあった私は、食べることができなくなりました。体重は15kgくらい減り、心も体もボロボロになりました。中3のクラスは友達が沢山いましたが、この時の私は友達と話すことすらできず、ずっと俯いていました。次第に教室に行くことも辛くなってしまい、体調もすぐれない日が続いたのもあって保健室に通うようになりました。

保健室で、いつも親身になって私の話を聞いてくださった保健室の先生に出会いました。先生はどんな時でも私を受け入れてくださり、沢山お話を聞いてくださりました。うるさい教室から少し離れた保健室は、気づけば私の居場所となっていました。保健室では何度も泣きました。これまではどんなに辛くても人前では絶対に泣けなかったのに、初めて安心して気持ちを表現することができたのです。

体も心も辛かった1年間は実は受験の年でもあり、難関校を目指していた私には大変辛いものでした。勉強しか取り柄のなかった私は必死で勉強しました。何でこんなにも頑張れたのでしょう。摂食障害で痩せて、倒れそうになりながらも勉強は絶対にやめませんでした。

そして、第一志望の高校に合格。無事に中学校を卒業しました。体も心もボロボロで、毎日フラフラだった私が学校に来ることができていたのは保健室の先生の存在があったからです。先生には感謝してもしきれません。…またいつか、先生に会いたいな。。

辛さと闘いながらも、周りの方に沢山支えていただき生活していくうちに、私も誰かの助けになりたいという気持ちを抱くようになりました。冒頭に書いた私の夢の原点はここだったのかなと思っています。

それでは次回からは高校生活の話に入ります。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!

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