恋愛は、常に相手と『自分』がいる
edit2018.06.03 1,298
こんばんは、オハナです。
先日、友人と話していたのですが、『好きな人の未練、関係を断ち切れない』みたいな話になり、まるで自分のことを言われているような、もう1人の自分に言われているような気がして、なんとも言えない気分で話をしていました。
その中で、ある程度恋バナをした帰り際、その友人がふと、『あぁ、本当に大好きだったなぁ…』と呟いた時に、私はこう言いました。
『恋愛ってさ、彼のことは勿論好きだけど、きっと、彼のことを好きな自分が大好きなんだろうね。例えば、彼の為に洋服を選ぶ時のルンルンとした気分の自分とか、彼に何かしてあげる時の自分。その時の幸せな気分の自分が、自分で大好きなんだよね。』
ちょっとうろ覚えですが、こんなことを言ったような気がします。
恋愛において、『彼(彼女)が好き!!!!』は当然誰でも持ち合わせていると思います(一般的に。違う場合もあるかもしれませんが…)
でもその時に、実は相手と、『相手のことを好きな自分が好き』という風に捉えることも出来るのです。
私は、彼の事が好きですが、思い返してみれば、『彼と会う日に服を選ぶ自分』や『恋愛している自分』も好きでした。
だって、私にとっては恋愛は滅多に出来ない貴重な体験。
こんな人を好きになるなんて、奇跡的なイベントは、私にとって楽しくない訳はなかったのです。例え、ある時期、あるタイミングにとてつもなく絶望的な気分を味わったり、苦しい思いをした過去やトラウマがあったにせよ、恋愛って、ワクワクドキドキしたり、安心したり、『幸せな感情』ってものが、伴うじゃないですか。
不安も感じやすくなったりはするけれど、それでもやっぱり、自分にとっては、幸せな気分を味わえたり、その気分を味わうこと自体は刺激的なことだと思うんです。
これはあくまで私の感覚の話ですが、私にとっては「彼も自分も好き」になる部分が恋愛にはあると思います。
自分を愛せなければ、他人は愛せない。
これが事実かどうかはハッキリ言えませんが、今言った話と繋がるような気がしています。
(個人的には、自分は大事に出来ないけれど、相手を大事にしようとは努められるって感じかな?自分を愛する余裕がないと、相手に愛情を注ぐ余裕もなくなる気がする。『愛する愛せない』って事とは、ちょっと別問題な気がする。とゆーか、私が昔、『自分を愛せてないから他人も愛せない、ならこれまでの恋愛は愛せてなかったのかな?私幸せになれないのかな?』ってショックを受けたから、あんまり良い言葉だとは思えない…)
この『彼を好きな自分が好き』というのは、ちょっと悪い見方もあります。
自己中。恋愛してる自分が大好きなだけで、別に相手はどうでも良い。
こんな風に捉えることも出来ますが、私が伝えたいのは、このように思うことで、自分の恋愛を少し客観視出来るということ。
相手が好き。は自覚してる人が多いでしょうか、『相手を好きな自分』と客観視することは少ないと思います。
恋は盲目、なんて言うけど、ぶっちゃけ盲目になれる恋愛って良いなぁと思います。
ごちゃごちゃ考えずにシンプルに真っ直ぐ。私が苦手なことだからですw
同時に、彼を好きだけど、実はその時点で『恋愛している自分が好き』なんて気持ちに自分が気付いたら、少し自分のことを愛おしく思えるような気がします。
誰かを愛することが、自分を愛すること。
そう言葉にすると、少し幸せな気分になれる(かも)しれません。
もしかしたら、客観視することで『恋愛をしている自分は好きだけど、思えば相手のことは好きじゃない』ということにも、気付くかもしれませんw
多分、そうなった時に、今私が言った「恋愛している自分が好き」というのが、『自己愛に基づいた自己中心的な考え方』みたいに捉えられるのかなぁ?
大学時代、この自己愛が強くて自己中な男性に振り回されていた友人がいましたが、それはそれは大変そうでした…。
私は結局、その友人カップルを外から見るしか出来ないので、本当に自己愛が云々とか自己中とか、正直きちんと理解することは出来ませんし、分からなかったです。
恋愛をしている人、きっとサイトに訪れている人はたーーーーーっくさんいるでしょう。
誰かを、人を愛することは、素敵です。
人にとって必ずしも必須ではなく、恋愛してもしてなくても人生は幸せに楽しく生きることは十分可能だけれども、
誰かに恋してる時、誰かを愛している時、同時に『あぁ、私は相手と一緒に自分も愛してるんだなぁ』と思うと、少し良い気分になれる、というだけのお話でしたが、割と長くなりました。(スミマセン)
『愛』。人によって捉え方が様々で、説明しようとすればもう主観でしかないこの感情ですが、私の好きな人は『軽々しく「愛してる」って言うもんじゃないよね』と、愛について深い持論を述べていたことがありました。
一度だけ、「愛」について、その彼と討論?議論?になったことがありますが、愛について重く受け止めているように見せてカッコつけていた彼は、多分本当は「愛」ってものを信じていなかったんだろうなぁと思います。
愛を信じてない、なんて言うと聞こえは悪いけど、「愛に関して重く受け止めているから軽々しく口走るものじゃない」って言うと、カッコよく見えるじゃないですか?(って私が勝手に思っただけだけど…)
軽々しく「愛してる」という人が好きな訳ではないけれど、自分の好きな感情が「愛してる」だと思えば、素直に愛してると伝えればいいし、深く受けとめがちな言葉だけれど、愛してると言うよりも、愛を信じることの方がきっと難しくて。
人それぞれ、自分の中にある「愛してる」の感情は、出来るだけ信じて、そしてその相手がいるならば出来れば素直に伝えていって欲しいなぁ、なんて。
最後まとまりないけど、そんな事を思った6月の夜でした。
おしまい笑
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