「やりたいことがみつからない」という悩み

近況報告

こんばんは。わしゅーです。

卒業式のシーズンになりました。街を歩いていると、スーツでビシっと決め、あるいは袴で華やかに着飾った大学生の姿が目に入ります。社会に出ていく学生さん達のワクワクと、少しの緊張感が感じられるような気がします。

「自分のやりたいこと」

さて、若者が、進路を決めたり、社会に出たりといった、人生の節目で、かならずと言っていいほど聞かれる質問があります。それは

  • 「自分のやりたいことはなんですか?」

というものですね。

これ、、回答に困る質問ですよね。わしゅーはそうでした。

本音は「やりたいことなんか別にないです」と言いたいのですが、それをそのまま言える雰囲気でもなくて、頭で考えて答えをひねりだしたり、本やネットで読んだ教科書的な答えを言ってみたり、そんな状態になっていたと思います。

ある上司との会話

この質問は、社会に出てからも頭のどこかにずっとひっかかっていました。そうすると、「今やっている仕事は、本当に自分のやりたいことなのか?」みたいに悩んでしまいます。

しかし、ある上司との会話で、その疑問が一挙に解消することになりました。

その上司曰く、

  • 『自分も、やりたいことなんてないよ。同じだね』
  • 『やりたいことは別にないけど、やるべきこと、ならあったかな』

これには、かなり衝撃を受けました。

「やりたいこと」とは何か

なぜ衝撃を受けたのか。それは、『「やりたいこと」という言葉の意味が、自分が理解していた意味と、違うのではないか』ということに気付いたからです。

繰り返しますが、自分は「やりたいこと」なんて別にありませんでした。しかし、「やるべきこと」なら、すぐに思いつきました。

  • もし自分が大学に通っているなら、その学年の授業をしっかり履修すべき
  • アルバイトに行っているなら、与えられた仕事をミスなくこなすべき
  • サークル活動なら、決められた課題とかをできるようになるよう練習すべき
  • 社会に出て働いているなら、業務の知識を早く覚えるべき
  • 仕事を与えられたら、決められた期日までに仕上げるべき
  • 仕事のために、いろいろと勉強したり調べることは計画的にやるべき

どれも、しっかりやらないと不安になります。だから自発的にやります。

わしゅーにとって「○○するべき」という事柄は、「やらないと不安になるから、なんとかしようと自分から行動する」ことです。

自発的にやっていることは、やりたいことに見える

考えてみると、周囲の人から見て、ある人が自発的に何かをしていたら、「あの人はこれを自発的にやっている。きっとそれが、あの人のやりたい事なんだろう」と思うに違いない。

だから、その上司は、

「やらないと不安になるから、自分から自発的に行動を起こすようなこと」=「自分がやりたいこと」

という風に、言葉の意味をおきかえてくれたわけです。

それからというもの、自分は、「やりたいことは何?」と聞かれたら、そういう「やらないと不安になるから、自然と行動に移すこと」を答えるようになりました。

やりたいことが見つからなかったら

上で書いたような考え方をしてみると、「やりたいことを見つける」方法も、見えてきます。

「もっと自分は○○するべきだ」と思えるように、自分を追いこんでいって、不安にかられて自発的に行動に移したとしたら、それがイコール「やりたいこと」だからです。

そうなると、「やりたいことがありすぎて困る」状態にもなります。「○○すべきこと」が山積みになって、不安でしかたがなくて、とにかく毎日せわしなく手を動かしている状態が、それです。

正直、、全然楽しくありません。追いたてられるような気持ちで、苦しいです。

「やりたいこと」というのは、楽しいことでもなんでもない、むしろ辛いことだ、と思うようにしています。

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