定期テストの失敗とサイコロ

前回のブログに引き続き、今回も私の経験をば。今回は学生さん向け?テストで悪い点数を取った時、私が再び頑張ろうと思ったきっかけの話です。

イライラも後悔も

私は音楽を聴くのが好きで(ボカロとか邦ロックとか色々)受験勉強のお供にしてました。おすすめはできない勉強法ですが…笑

受験をし、進学校に行ってしまった私。受験シーズンになると、医学部志望が周りにごろごろいる状況でした。(中学受験に関しては忘れられない経験がいっぱいあるので、いつかブログに書こうと思います。)当然求められる学力も高く。高校3年生当初の私は、周囲に感化されて意気込んで勉強していました。しかし順風満帆にはいきませんでした。

苦手科目は数学。算数の時から嫌いでした。典型的な文系で、いつも数学が足を引っ張っていました。それなのに私は入試科目の選択をミスり、二次試験(大学別の難しいやつ)にあろうことか数学を選んでしまったのでした。文系なのに。高3の授業は受験一色で、レベルが高い文系数学の授業を取ることになってしまいました。それでもやる気はあります。「もう高3なんだし…」と息巻いて、意味が分からない数学の授業に必死でくらいついていました。

そして迎えた最初の定期テスト。結果は、努力に見合わない悲惨なものでした。「努力って報われないじゃん」机の上の低すぎる点数が書かれた答案を見ながら、涙がでてきました。たかが定期テストでも、私にはこのテストがこれからの受験勉強を占っているような気がしていました。自分が情けなくて、自分の無能さと数学が兎に角憎くて。ああ、親になんて言おう?私の親は成績には厳しく、こんな点数見せたら説教確定です。頭にいろんなことが浮かびすぎてごちゃごちゃになった私は、一端目の前のことを忘れて音楽を聴くことにしました。その時選んだ曲は、UNISON SQUARE GARDENさんの「mixjuiceのいうとおり」。当時の私のお気に入りでした。

 

この曲の二番のサビに、こんな歌詞がありました。「サイコロを振り間違えて ふりだしに戻されても痛くない 次の一歩は別物でしょ」

この歌詞が、その時の私にはすとんと腑に落ちました。「そうだな。そっか、次のテストで頑張ればいいや」この楽観的思考…普段ネガティブな私でも共感するこの歌詞。今考えれば恐ろしいです。それから、復習しようと思いました。次だ、夏のテストで頑張れば…!それは今の責任逃れで、次への先延ばしのような行為のような気もしました。でも、それでよかったんです。次を見れば。

夏のテストはやっぱりうまくいきませんでした。二学期に入ってようやく、満足のいく点数を取ることができました。いたく遅い『次』でした。残念ながら肝心の共通テストでは数学の点数が芳しくありませんでしたが…

『今』と『次』は違います。だから、『次』を待つのも、案外一つの手だと思います。

なんだか『次』という文字がゲシュタルト崩壊しそうなブログですが、今回はこのへんで。ここまで読んでくださりありがとうございました!

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