医療法人財団新六会 大富士病院
主な特徴
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「より良い生活」を目指すリハビリテーション活動
精神疾患により生活に障がいをもった方々に対し、具体的かつ現実的な作業活動(運動・創作的なものから日常生活に関連するものまで)を個別あるいは集団を利用することで精神機能・対人関係技能・作業技能などの改善を図り、対象者にとって「より良い生活」が送れることを目指すためのリハビリテーションです。
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認知行動療法の導入
認知行動療法は、うつ病の治療に効果があると実証されている専門療法です。私達は日常色々な場面で、頭の中にフッと浮かんでは消えていく考えやイメージの影響を受けて生活しています。このフッと浮かんでくるものを「自動思考」と言います。うつ傾向が強くなった方は例えば、(私が悪いから…なんだ)といった自動思考が多く浮かんできます。
そうすると辛い感情や悲しい感情に浸る機会が多くなって、身体症状や行動にも悪影響を及ぼす様になります。
私たちの心の中には、さまざまな感情の風船があると仮定してみて下さい。パンパンに膨らんだ「悲しい」感情の風船や、同じ様に大きく膨らんだ「辛い」感情があったりすると、心にゆとりがなくなって、しんどい状況です。風船が少しでも小さくなってくれれば、その分ちょっと心に隙間ができて、何か気持ちが楽になるかも知れません。認知行動療法では、自分がその時どういう状態だったのかを知ることから始まり、自動思考や行動に働きかけて、大きく膨らんだ感情を小さくする方法を学んでいきます。
当院では習熟したスタッフが水曜日12時30分~15時30分(10回1クール:年3クール程度実施)ショート・ケアプログラムの中で、主にうつの症状改善を目的とした集団認知行動療法を行っています。
料金は保険診療3割負担の方で1回1260円です。自立支援(精神通院医療)を申請した方は1割負担で1回400円となります。
関心のある方は、主治医にお尋ね下さい。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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8:30~11:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
13:00~15:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
※ 医師の都合により変更になる場合もあります。 |
住所・アクセス
住所 |
〒417-080 静岡県富士市中野249-2 |
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アクセス・行き方 | 【お車でお越しの場合】 ・東名高速道路 富士インターチェンジから約7分 距離:3.4km ・新東名高速道路 新富士インターチェンジから約6分 距離:2.9km ・139号大月線 伝法沢交差点から北方面 県道72号線 約8分 距離:3.7km 【公共交通機関をご利用の場合】 ・JR 吉原駅 バス – 吉原中央駅 吉原中央駅-落合西(大渕団地 ・ 曽比奈方面) ・JR 富士駅 バス – 吉原中央駅 吉原中央駅-落合西(大渕団地 ・ 曽比奈方面) ・JR新幹線 新富士駅 バス – 吉原中央駅 吉原中央駅-落合西(大渕団地 ・ 曽比奈方面) |
院長紹介
院長:窪田 博
この度は大富士病院のホームページを訪ねていただきありがとうございます。
どの病院にかかるかの判断はとても迷われると思います。
当院では、はじめて診察を受ける方に対しては、医療相談室のスタッフが対応します。これは、基本となる病気の症状の確認だけではなく、その背景にある生活環境などの把握にも十分な時間をかける必要があると考えるからです。時には医療相談ではなく、人生相談と思えるケースもありますが、本来、人として誰でも持ち合わせている不安感やうつ気分と病気により治療が必要になる不安感やうつ気分の鑑別は、簡単でない場合もあります。
ご自分一人で悩まず、まずは、医療相談室までお電話いただければ幸いです。
すでに他院で治療中だが、なかなかよくならないといった相談もお受けしていますが、薬では、解決しないことまで薬でどうにかしようとし、難しくなっていることがあるかもしれません。
当院では、必要に応じて心理テストも行いながら、ご自身の性格傾向を参考にしたり、また初期の認知症の心配についても認知機能テストをとおして、生活上の問題を視覚化し、評価することも行っています。
最近は、偏見も少なくはなってきているといわれていますが、それでも、精神科の病院受診は、抵抗があると聞きます。クリニックにはクリニックの、病院には病院のメリットがあります。
当院を受診された患者さんに、満足していただけるように今できることを一緒に考え、病気だけではなく、人としての診ることを大切に考え、患者さんだけではなく、その方のご家族の気持ちにも思慮できる医療が提供できるように病院職員一同、研鑽を積んでいきたいと考えています。
基本情報
施設名 | 医療法人財団新六会 大富士病院 |
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診療科目 |
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アピール |
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電話番号 | 0545350024 |
住所 |
〒417-080 静岡県富士市中野249-2 |
HP | https://ofuji.or.jp/ |
ブログ | https://ofuji.or.jp/news |
SNS | 無し |
よくある質問
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日常生活のストレスから精神疾患まで、広くご相談に応じられるようにとお待ちしております。悩みの内容は皆さん違いますから、「こんなことで相談してよいのかしら…」と思うことでも、まずは一度相談してみてはいかがでしょうか。
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心療内科は、心身症を扱う科です。これは、心理状態によって身体疾患の症状が変動するような状態を指します。一方精神科は、精神疾患全般を扱います。うつ病、統合失調症など適切な治療を要する疾患から、自律神経の不調による緊張や不眠といった軽度の症状も対象です。実際の治療は心療内科・精神科とも似通った部分が多いので、精神的な問題のご相談であれば、どちらに受診しても構わないと思います。
最後に神経内科ですが、こちらは神経疾患、脳血管障害などを扱う科です。
脳や神経、脊髄、筋肉に病気の原因があり、身体に症状が出てくる疾患が対象になっています。精神的な問題の相談は専門ではありませんので注意してください。 -
認知症と、その周辺症状に対する治療は精神科の役割です。認知症初期の変化は物忘れだけではありません。気分が落ち込んだり、苛々しやすくなるといった気持ちの変化が起きる場合もあれば、夜中に出歩いてしまう、意識の変容(人物や時間、場所がわからなくなるなど)が起きやすくなる、といった生活に支障をきたす変化が起きることもあります。ご心配な変化があれば相談にきてください。
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可能です。医療相談員までお問い合わせ下さい。
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外来受診をしていただき、担当医の指示のもと診断書の作成ができます。
当院で取り扱いしている診断書につきましては、医療相談員までお問い合わせ下さい。 -
可能です。担当医にご相談下さい。