ゆめの日記『作業服(会社を辞めた時)』

そんなこんなで会社を辞めた

同僚の男が辞めるなら作業服ほしいとかそう言うことを言っていたのでメールした

「今月ちょっとお金無くてお金ある時に連絡する」と言われた

確かに送料どうしよう?
半分私が払うにしても振り込んで貰うのも手間だし。
考えていると祖母が「作業服あげる人なんだって?」と聞いてきた

祖母が捨てようとした作業服を入れるのに丁度よさそうなダンボールを捨てるのちょっと待った!と止めてたので聞いてきたのだ

「送料をどっちが負担するかどうしようと思ってるからちょっと待って」

祖母「送料は私が出す」

「え、」

祖母「いいから私が出す!」

祖母がテキパキ作業服をダンボールに入れて1番安く送れる方法を模索してコンビニかなんかで送った

男から「届いたよ!ありがとう!」とメールが来た

あの当時は私の頭の中も混乱していて、
せっかく通った最初の専門学校での知識と経験で会社に入ったのにすぐ辞めることになって、学校行った意味って何?高校出たらすぐ就職した方が良かったじゃん、と猛烈な自己嫌悪に陥っていた

今月お金無いってことは送料の問題あるし(向こうから送料払ってねとか言えないし)要らないかまたは送料関係無く素で要らないから言っていたんだろうから私の祖母が送料出して送った作業服は着られずに捨てられてる可能性だってある
私とサイズ同じだったはずだから着ててほしいとは思ってるけど

祖母は変なゴタゴタが発生してるなら私が解決する!という自己犠牲精神が発動したんだろうけどその精神も送料も全て無駄なものに使わせてしまった罪悪感がふと思い出す度に私の中にあることに気づく

ログインするとこの日記をフォローして応援できます

keyboard_arrow_up