himawariママの日記
visibility86 edit2024.10.06
娘の話。
中3になり、受験の時期になる。
通常級のようなぴりぴり感はないが、ひとりひとりが行きたい高校を探し、試験を受けていく。
生徒たちの緊張感はあるが、中学の先生たちの
応援が心強くて、生徒たち一人一人が頑張れている雰囲気があった。
特別支援学校の見学にも行く。
定時制の学校も見学に行く。
娘は、学校の雰囲気、通っている生徒の様子を見たり、部活動にも興味津々だった。
学校にも行って、見学にも行って、今後の自分の人生も考えながら、考えている。
大体の候補は決めたものの、2校の中で迷う自分がいたようだ。
一つは近いしきれい。
二つ目は学校の雰囲気がいい。先生の雰囲気もとても良かった。でも、少し電車に乗る時間が長かった。
娘はぎゅうぎゅうの雰囲気がとても苦手なのだ。
電車に乗ることにとても抵抗を感じる。
満員電車などに乗り合わせると、モヤモヤし始め、壁を向き続ける。
話しかけても、誰とも話したくない様子を見せる。
電車の椅子も座ると、向かいの人と目が合ってしまうのではないか、何か思われてしまうのではないかと気にしてしまう。
だから、目をつぶったり、下を向いていたりする。
だから、高校選びは娘にとって一大イベント。
迷いに迷ってどうしたらいいかわからなくなってしまったようだ。
そして、また学校に行けなくなってしまった。
そんな娘の思いを先生たちはきちんと受け入れてくれた。
来れなかったら、休み時間に来てもいい。
放課後に来てもいい。
時間を見つけて、勉強を見てあげるから。と。
とてもありがたい言葉だったようだが、会わないように行こうと思っても、タイミング悪く誰かに会ってしまったりするらしい。
娘も学校に行きたいとは思っているが、心は行こうと言う気持ちになれず、難しかったようだ。
でも、先生も根気よく接してくれた。
「1分でもいいから顔を見せにおいで」
娘はどう思っていいたかはわからないが、私の胸にはとても響いた。
毎日ではない。
娘がそろそろ先生と話したい、学校の事を思い出したいのタイミングで、連絡を取ってくれていたように思う。
ほおっていかれているような感じはしなかった。
娘に接する学校の先生たちの思いを振り返るととてもうれしかった。
そんな中、今、通っている高校の授業の見学に一緒に行った。
体育の授業。
テニスをしていた。
先生はとても厳しそうにも見えたが、全然そんなことはなく、生徒たちはとても楽しそうに授業を受けていた。
なかなか球が打ち返せない子がいて、球を打ち返すことが出来たら、
「やったね、できたね」
とほめてくれたり、ひとりひとり、アドバイスをきちんと行っていた。
「普通だよ」
と思われるかもしれないが、下手でも、うまくても体を動かすことは楽しいんだという事をきちんと教えているのだなあと気持ちの温かみを感じた。
娘は帰り際に、
「高校決めた!」
と私に言った。
娘も、何かを感じたのだろうなあと思った。
ここの高校を受験しよう。と決めた。
気持ちもすこしすっきりしたようだ。
次は、入学試験から、その後。
続きはまた今度。
今日よかったこと♪
日記で続きを書くことが出来て良かった。
読んでくれた人へのメッセージ
いつも、目を通してくださる方に感謝します。
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