一匹狼 独りの強みと限界
edit2015.03.01 2,200
立食パーティー形式の食事が一番苦手です。
上手く話の輪に入れず居心地が悪いんです。
自分の居場所を探して右往左往。TATAです。
前回、前々回に引き続き孤独についてのお話です。
まだ読んでいない方はこちら→→一匹狼 孤独との付き合い方
まだ読んでいない方はこちら→→一匹狼 天才の始まり?独りを選んだ日
孤独は人を強くする?
さてさて、独りを選択し続けると、独りで何でもできるようにならなくちゃいけないですよね。
そうです。孤独になると個人のスキルはかなりアップします。
自分の一つ一つの言動にも全て責任を持って行うので、誰のせいにもできないし、頼ることもできなくなります。
そうです。孤独になると忍耐力も精神力も向上するんです。
独りバンザイ!
一匹狼はクールでカッコイイぜ!
皆も独りになりたくなってきたかな?
孤独至上主義は崩壊する
ある社長と出会ったときの話です。
大学に入ると、経済や経営を学ぶ関係で、ある会社の社長と話をする機会があったんですが、その方の言葉により、もろくも私の孤独至上主義は崩されることになりました。
社長:「君は大学まで行っているんだね。じゃあ勉強は得意なんだね。僕は勉強が嫌いで、高校も中退してるんだ。」
TATA:「それでも、一企業の社長されているなんてすごいですね」
社長:「僕には技術も知識もお金もなかった。ただ、友達だけは大切にしていたんだ。社長はそれだけで十分なんだよ」
TATA:「はぁ、そうなんですね。」
社長:「その友だちがそれぞれの分野のエキスパートであれば、”思い”だけで簡単に会社は作れるようになる」と。
その頃は、色々な企業の社長と会う機会があったんですが、会う社長、会う社長みんな子どもみたいな人ばかりだったんです。
安直で思慮浅くて、でも憎めない感じ。人が自然と集まるようなそんな居心地の良い印象を与える方ばかりでした。
こんな人たちが社会を作っているんだと思うと、非常に心配だったけど、実際それで世の中はうまく回っているんですよね。
独りでなんでもできるようにならなくては!!と思ってた自分とは間逆の考え方でした。
1日は24時間じゃない!
社長:「君の1日は何時間ある?」
変なことを聞かれました。
当然、1日は24時間だ。そんなこと小学生だって知ってるよ。
社長:「僕の1日は1000時間以上あるよ」
何を言ってるんだこいつ?(失礼)時間の流れが違うとでもいうのか?
と、そのときはよく理解できなかったんですが、
彼(社長)の言いたかったことは、つまりこういうことです。
1人の持ち時間は24時間ですが、自分のために時間を使ってくれる人がいれば、それだけ1日の持ち時間は増える。という考え方。
例えば5人の仲間が自分のために時間を使ってくれるなら、1日の持ち時間は120時間も増える。
そこで改めて皆にも聞いてみましょう。
あなたの1日は何時間ですか?
孤独を楽しむ?孤独に耐える?
独りでなんでも出来るようになるのがいいのか。
自分は何もできなくてもたくさん人を頼って短所を補える方がいいのか。
結局今ではどっちが正しいかなんてわかんないし、そもそもどっちが間違ってるとかもないでしょう。欲を言えばどっちも出来るようになれればベストだろうね。
ただ、私は独りを選ぶことが多い。
自分は弱い人間なので、集団にいると思考が流されるし、責任のなすりつけもしてしまう。
それが嫌で、独りになって自分なりの考えを持とうとするし、言動にも責任を持ちたいと思う
だから逆に今も独りでなんでも抱え込む癖は変わらないし、悩みを吐き出すのも苦手。
やっぱり集団でいるのは疲れるし、独りになりたがる性格は変わらない。
それでも、寂しいという感情はある。
孤独は自由で良いと思っているうちはいい。
それが耐えるものになった瞬間から辛くなる。
辛くなったら、辛くなる前に孤独を楽しめばいいだけ。
辛くなる前に誰かに助けを求めればいいだけ。
うまく孤独を使いこなすんだ。
独りを知ると、自分がよく見えてくる。
そして、他人もよく見えてくる。
人一倍他人の優しさが心にしみるようになってくる。
手を差し伸べてくれる人、一緒にいてくれる人には精一杯尽くしたいと思うようになる。
練習だと思えばいい。
人は人生のうちに必ず独りになるときがあります。必ず独りを感じるときがきます。
そのときに焦ったり戸惑わないように、練習しておくことも必要かもしれないね。
独りを楽しむ練習と、誰かを頼る練習を。
さあ、試しに練習してみましょ。
TATA
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