辛い家族関係の体験談インタビュー『アリー』
edit2022.08.06 965
ココトモメンバーインタビュー企画!
今回は「アリー」さんに辛い家族関係の体験談を聞いてみました。
まずは自己紹介をお願いします
こんにちは、ココトモメンバーのアリ−です。メンバーになってかれこれ1年ほどのまだまだ未熟者です。趣味は読書、音楽を聴くことで、嫌いなことは運動です。HSPだったり、じゃなかったりな現役女子中学生です。他の人に比べて人生の経験は浅いかもしれませんが、内容は濃いと思います(笑)みなさんの心を少しでも軽くできるよう、これからも相談対応頑張っていきます。よろしくおねがいします。
家族関係が辛くなったきっかけを教えてください
私の家はずっと親が厳しく、今も殴られたり、たくさん暴言をはかれたりしています。とても苦しいです。酷くなったきっかけは、私が家出をしてからだと思います。育ててあげているのだから大人しく俺たちの言うことを聞け!みたいな感じです。妹も私と同じくらいひどい暴言をはかれたり蹴られたりで、まぁ、もう辛くもなんともないというか慣れてしまった感じです。一番ひどいときは、顔の半分に痣を作ったり、壁に穴が空いたり。思い出すと過呼吸になることがあります。他の家族が仲良くしているところを見ると、なんでうちは、と、少し苦しくなります。
一番辛かった時期にはどう気持ちを保っていましたか?
周りに誰も相談にのってくれる人、相談できる人がいなくて本当に辛かったです。唯一優しいおばあちゃんの家に毎日のように逃げていました。また、中学校に入学してからは、クラスに馴染めず、たくさん悪口を言われて、居場所はなかったです。居場所を作るために毎日図書室に通っていて、大好きな本を読み漁る中で知り合った先輩方がとても優しくて、図書室だけが自分の居場所でした。もしも、学校がなかったら私は今頃ここにいないかもしれません。
家族関係が改善した転機や出来事があれば教えてください
改善はずっとしていません。家出をしたとき、児童相談所に連絡をされ、お世話になりましたが、児童相談所も捜索を担当した警察の方々も反抗期ということで片付けてしまいました。虐待のいわゆる証拠がなかったからです。今の世の中、虐待は実際に傷がないと虐待にならないんです。どんなに辛くても、SOSをだしても。おかしいな、と思いますが、それが世の中なんだ、と中学生ながらに悟りました。相談してね、と言われても、相談したってなにも変わらないじゃん!と思って、相談できなくなりました。
今、家族関係で辛い思いをしている人へ
私は、1人で抱え込みすぎて、自分がよくわからなくなってしまいました。私のようにはなってほしくないです。辛いときは、誰かに相談することが一番です。相談する相手はネット上にならたくさんいます。ココトモでも、私でもいいです。死ぬなんていう早まった行為はしないでいただきたい。辛いとは思います。毎日涙が止まらないと思います。でも、1人じゃないことを知っておいてください。
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
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