世界が光で溢れますように。

 

 

 

 

どうして、苦しむ人がいるのかな。

どうして、みんなが幸せになれないのかな。

 

 

世界中、見渡す限りどこまでも光に包まれていればいいのに。

眩しいくらいに輝いている世界。

影も闇もない。

どこまでも均等に眩い。

そんな世界。

でも、光ばっかりの世界なんてありえない。

光があれば必ず影ができる。

幸せな人がいれば、相対的に不幸な人もいる。

『代償のない栄光などない。』

栄光、幸福、名誉、成功。どれもいくらかの犠牲の上に成り立っている。

光の中で暮らす人、暗い影で苦しむ人。

できる人、できない人。

そもそもできる人がいなければ、相対的にできない人も存在しなくなる。

 

 

 

だったら光なんてなくなってしまえばいいのに。

光なんてなかったら、影もできない。

もう全部真っ暗闇でいい。

どこかに必ず影できるのなら、光なんて必要ない。

犠牲のもとに成り立つ栄光なんていらない。

そんなものなくなってしまえばいいのに。

でも難しい。

だってだれもが光を求める。

光を求めないと、生きることはできない。

光を求めることが生きることだと思う。

人は自分のためにしか生きられない。

 

だけど、光があれば必ず影ができる。

 

どうやったらみんなに光が行き届くだろうか。

どうやったらみんな幸せになれるのか。

多分答えは…

魔法でも使わない限り、みんな幸せなんてきっと夢物語だ。

マイノリティを軽んじる民主主義。

お金の物差しで人を測る資本主義。

『人間はポリス的動物である。』

本当かなあ。

人がまとまっても、苦しいだけじゃないんかな。

大切な家族と、大好きな友達と。あとはペットも連れていきたい。

それだけで、いいんだけどな。

大切な大切な人たちと、ただ暖かい静かな時を刻みたい。

穏やかで素朴な、自然いっぱいのところでひっそりと暮らしたい。

最期に一人残っても、悠久の中で眠るように死にたい。

幸せに、生きたい。

 

世界中のみんなが、幸せに生きれたらいいのにな。

360度見渡す限り、どこも光で満ちていたらいい。

影なんて暗闇なんてどこにもなくて、苦しむ人も悲しむ人もいない。

孤独の言葉すら存在する必要のない、暖かくて幸せな世界。

難しいけど、多分不可能な漸近線だけど、それでもわたしたちはここに生きている。

変える力はない。

それに、この世界で幸せな人がいるなら、変える必要はないんだと思う。

だからこそ、この世界の上で、みんなで幸せになろう。

一緒に光を灯そう。

強くて眩しい光じゃなくていい。

きらきら明るすぎると、どこかに暗闇ができてしまうから。

どこかに影を作らないくらいの、優しくて暖かい、穏やかな光。

そんな淡い光を灯していきたい。

 

 

世界が暖かい光で溢れますように。

 

 

 

 

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コメント一覧

全6件
  1. schedule2023.07.30

    ひるちゃん

    凄く心に染みるコラムでした。私は精神科病棟に先週までいて退院してグループホームに戻りましたが入居者とスタッフのトラブルが多くうんざりしていて訪問看護が唯一の救いでした。そんななか貴女のコラムは心が救われ僕の希望になりました。有難うございます、

  2. schedule2022.11.05

    こんにちは!
    コメントありがとうございます

    少しでも癒されたの、嬉しいです。

    なんだかわたしにもったいないような言葉ばかりで…
    少しでもプラスな気持ちになってもらえたら嬉しいです。
    えっと、本当にありがとうございます(〃ω〃)

  3. schedule2022.11.04

    退会したユーザー

    芥さんは、とっても心がキレイですね☘️
    純真無垢で素敵なポエマーさんですね✨

  4. schedule2022.11.04

    退会したユーザー

    こんばんは✨何だかとってもロマンチックな文章なブログで読んでいるだけで癒されます…

  5. schedule2022.09.26

    なかたさん、素敵なメッセージありがとうございます

    詩のような美しい言葉だなあと思って文章を読ませていただきました。

    ブログを読んでくださり、そしてコメントまでしてくださり本当にありがとうございました。

  6. schedule2022.09.25

    000000055262

    光と闇の間には無限の段階があり
    それぞれの段階と段階の間には
    そこをとおった魂たちがかけた
    あらゆるタイプの通路が築かれています
    「こんなふうに心に思い、こんなふうに口に言葉で表し伝え、こんなふうに行動したら、ある段階からひとつ上の段階に行けた」という体験談は
    あとから登ってくる人々にとって
    大切な道しるべになることでしょう

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