終活について…①

福祉の仕事上、最期を看取るという現場に関わる事がある。といっても自分のところは比較的自立度が高く、まだ元気なお爺ちゃん、お婆ちゃん達が殆ど…

だが先日、昼休みを終え施設に戻って来た際、エレベーター前にて家族、職員に看取られ寝台で運ばれていく場面に遭遇した。この建物内施設で誰か亡くなられたのだろう。

直接の勤務施設ではない為、情報は全く把握できていなかったが、他の職員同様、玄関から出ていくまで見送ることにした。

その後、利用者の車での送迎時、この事を某利用者さんに話したら、『私もいずれそうなるのかねぇ…』ポツリと一言。気まずくしちゃったかな?

『人間最期は皆同じですよ。自分もそうだし…』本音を伝えた。

むしろ病院より施設、施設より自宅で家族に看取られながら最期を迎えられた人は、幸せだと思う。このような最期を迎える事ができる人は果たしてどの位いるのだろう?

孤独、事故、災害…不慮で亡くなるケースも沢山ある中、人生を全うしたと思える最期を迎えられた人は幸せだ。改めてそう思った。

現在ボランティア活動で、オレンジカフェのスタッフとして参加しているが、ここは主に認知症に関する家族や本人が交流を行う場所。症状や看取り経験者等、リアルな声が聞ける。何より日頃の介護疲れの家族にとってストレス発散の場。

今日も参加したが、自分の席の会話の中で、『家族に自分の遺言を残していますか?』という話題になり、それぞれの持論や経験を皆で話す機会があった。中には『自分はあの世に行くだけ。あとは知らん』という人もいた。そうすると残された家族は大変。財産分与、場所、資産がどこにあるか把握できない。遺産相続で揉める所以。人生の幕引きは残された家族に迷惑を掛けない事が大切…持論を唱えた。

『もし残りの人生があと一週間だったら…あなたならどうしますか?』

〜②へ続く〜

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コメント一覧

全2件
  1. schedule2025.03.25

    まんちゃん

    RICOさん

    ご返信ありがとうございます。
    50で終活されたとは、凄いです。世間的には早い気がしますが、何かきっかけがあったのかと思います。
    私も今まで考えた事は無く、親から言われても上の空…
    今になってようやく事の重大さ、そして親から授かった遺言書、書いている時の決意、姿を想像し、後悔に暮れています。
    もっときちんと聴いておけばよかった。真面目な姿勢で対応すれば良かった…
    今となっては、自責の念に駆られる日々。
    同時に、残してくれてありがとう。感謝しかありません。
    今度は自分の番だと…世の中に伝えていくのを含め。

  2. schedule2025.03.23

    RICO

    私は、昨年、50歳で終活をしました。
    といっても、今、契約している電気やガス、水道、携帯電話、Wifiなどの契約先
    持っている銀行口座を記入し、1冊にまとめました。

    このファイルを見れば、すべての契約が分かるようにしており
    紙に、遺言書として、子供に資産を分けるよう書いています。

    資産というほどのものは、ないのですが、借金だけは残さないように
    しようと思っています。

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