「性別違和」を知ろう 第3話

みなさまお久しぶりです。李夜と申します(*’ ‘)*, ,)✨ペコリ

今回はすこし脱線して、トランスジェンダー以外の性的マイノリティ全般について語りたいと思います。こっちに関しては当事者ではないけれど、無関係な話ではないので…

性的嗜好

L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシャル)

これらは自分が”誰を好きなのか”で分けられます。
言い換えれば、性的対象です。

少し遠い話に聞こえるかもしれませんが、実は皆さんの身近な場所に似た言葉があるのはご存じでしょうか。
いわゆる、「フェチ」ってやつです。

フェチ。性癖。
皆様にも一つくらいあるのではないでしょうか。

かくいう私もフェチの3つや4つや5つくらいは(´ρ`*)ゴホン

 

私の性癖はともかくとして、フェチと性的嗜好の違いって何だと思いますか?
個人のパーツに対しての好みか、人そのものに対しての好みか。

結構違いそうですけど今回は拡大解釈して、フェチをエロスを感じるもの、状況、人だと捉えてみましょう。

これを踏まえたうえで性的嗜好と比べると、、、
どうですか?同じだと思いませんか?

つまり、性的嗜好=フェチなのです!![Q.E.D]

さすがにあれなのでもう少し捕捉しますと、フェチとは特定の物や状況に対する強い性的魅力や興奮を感じる嗜好のことで、性的嗜好はより幅広い範囲で、個人が性的に魅力を感じる対象や性的な行動の傾向を指しています。
つまり、フェチは性的嗜好の一部であると言えます。

性的嗜好が身近にある存在だと分かってもらえた上で、次の話に。

 

どんな“好き”も、当たり前にあること。

たとえば、好きな人の「ここがたまらない!」というポイント。
二の腕、ふともも、のどぼとけ、うなじ、指……誰にでも“ピンとくる”何かがあるはずです。

こうした“フェチ”に名前があるように、実は、恋愛の「当たり前」にも、ちゃんと名前がついているんです。

「男性が女性を好きになる」「女性が男性を好きになる」——
世間でよくある恋愛のかたちも、実は“ヘテロセクシュアル(異性愛)”という立派な名前がついています。

私たちが“普通”と思っている恋愛観もまた、数ある性的嗜好のひとつなのです。

さて、ここからは通り性別違和について考えなければならないことが。

たとえば――

ある女性が、同性の友達の指がとてもきれいで、つい見惚れてしまう。
異性の友達の声が渋くて、なんだかドキドキしてしまう。

そんな彼女は、果たして「両性愛(バイセクシュアル)」にあたるのでしょうか?

確かに、同性にも異性にも惹かれているように見えるかもしれません。
でも、それだけで「性的指向」を断言してしまっていいのでしょうか。

人に惹かれる気持ちって、そんなに単純じゃないですよね。

「好き」という感情にもいろいろあります。
見た目に惹かれる「美しさへの憧れ」かもしれないし、
声に癒やされる「安心感」かもしれない。
そしてそれが必ずしも「恋愛感情」や「性的欲求」につながるとは限りません。

つまり、「同性のここが好き」「異性のここも好き」=「バイセクシュアル」とは限らない。性のあり方は、もっとグラデーションのように多様で、柔らかいものなんです。

こうして見ていくと、誰かに惹かれる気持ちや、自分の性に違和感を覚える感覚が、すぐに「このラベルに当てはまる!」と分類できるものではないことがわかります。

たとえば、「同性にときめいたから、自分は同性愛者かもしれない」と悩む人がいるかもしれません。
でも、それが恋愛感情なのか、憧れなのか、一時的な共感なのかは、すぐには分からないことも多いのです。

そんなときに、「自分はLGBTQ+なんだ」と急いで決めつける必要はありません。
もちろん、自分の気持ちを見つめて、名前をつけることで安心できる人もいます。
けれど、名前をつけなくても、自分の気持ちに耳を傾けてあげることが何よりも大切なのです。

「性的マイノリティかどうか」は、外から判断されるものではありませんし、一瞬の感情で自分にラベルを貼るようなものでもない
それは時間をかけて、自分の中でゆっくり育てていくものです。

「同性を好きになった」からといって、それだけであなたが“マイノリティ”というわけではありません。
まずは、「自分にとっての好きって何だろう?」「どんな関係が心地いいんだろう?」と、
自分自身に問いかけてみてください。

そして、どんな答えにたどり着いたとしても、それは否定されるべきものではないし、
きっとあなただけの大切な“かたち”です。

ではでは、第3話目のコラムはこれにて終わりとします。最後まで読んでいただき、まことにありがとうございました。
次は第4話でお会いしましょう。(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ♡…*゜

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