やりきれない置き去りの感情
edit2016.04.06 1,198
幼馴染の結婚式の招待状を、欠席で出しました。
正直、招待状が届いたことも予想外で、しかもその招待状が私のところではなく、実家に届いたことも予想外(私の今の住所は知っている)でした。
連絡を絶ってから数ヶ月経ち、同じ共通の友人との間にいくつもの出来事が起こった経緯も知っていて、連絡先はメールアドレスと番号だけ残し、つながりがあるものは全て消したのですが、招待状だけ、ある日ポンと届きました。
欠席することは決めていたけれど、実際ハガキに書きたくなくて、返信だけ忘れないように目に見えるところに置いておいたもの。
それを見ながら思うのは、昔語った『夢』。
「結婚式には『てんとう虫のサンバ』歌うよ〜♡」
「古くなーい?あゆでいいよ〜!それか、モー娘。の『ハッピーサマーウェディング』とかどう!?」
親も知り合いで、子供は同級生。
そんな仲だったので、まさか結婚式を欠席して、連絡を絶つ関係になるなんて、つい数年前は想像もつかなかった。
学生時代にはしゃぎながら騒いだ話は、もう現実になることはありません。
当たり前に来ると思っていた未来は、その時を迎えた時に、あっけなく崩れてしまいました。
この選択に後悔はなくて、仲の変化以外にも、自分のこの先の人生を踏まえた上での選択。
後悔がなくても、妙な虚しさは残るものですね。
『予想していなかった出来事が起こる』
これが現実化した時に、頭では納得し、取るべき選択が明確になっていても、心が同じようについていくかどうかは別問題です。
今は、頭では納得し、取るべき選択は正しく、ベストな状態。
でも、心に残る疑問や悲しさ、空虚感は、前に進もうとする頭とは違い、置き去りにされています。
この悲しさも、きっと何か意味があり、いつかその答えに辿り着くんだと信じたいです。
でないと、『無駄な悲しみを背負って、無駄に疲れているだけ』になってしまうから。
そう思うと、絶望感にも襲われてしまうからね。
さすがに、欠席と書いたのは自分なので、絶望とまでは行かないにしても、やっぱり落ち込んでしまう。
数ヶ月経っても、まだまだ付きまといますな(笑)
でもこうやって時間が経って、20代、30代と大人になるんだろうな。
人として、こうして昔に囚われすぎずに、やるべきことと、やりたいことをやっていこうと思った、水曜日の夕方です。
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