引っ越してきた町でのやさしい話
visibility2,126 edit2017.11.15
最近、優しさに触れて
ちょっぴり涙が出ちゃったことがありました。
少し前に引越しをして、なんだか心細かったある夜の出来事です。
近所のスーパーで会計を済ませ、
買ったものをビニール袋に入れようとした時に
手が乾燥していてビニール袋があかなくて、
しばらくシャカシャカしてました。
隣で袋詰めしていたおばさまが
「これ、あるわよ」
と、濡れたスポンジを指差してくださいました。
でも、私、あれが大嫌いで触るのに抵抗があるので
「あ、私、それ苦手なんですー。だから、水気のあるものをと思って…」
(冷凍食品とかの水分で開けられる)
と言ったものの、
その日はたまたま水気のあるものがなくて
シャカシャカしてたわけです。
そしたら、おばさまが
「じゃあ、私のこれ使って(*・ω・)つ
確かにこれ(スポンジ)ちょっと気になるわよね」
と言いながら、
ご自身が買われた水気のある品を
差し出してくださったのです。
どこのどいつかも知らない私に
自分が買った食品を差し出してくれました。
それも手に水分を与えるために。
実は最近引越してきて
心細かったので本当に嬉しいです。
って言おうか迷って、
ここで自分語りしてもしょうがないなと自粛したけど
そう言いたいくらい
じんわりとおばさまの優しさがありがたかったし嬉しかったです。
おばさまより私の方が早く袋詰めが終わったので
「本当にありがとうございました」
と感謝の気持ちを伝えて帰ろうとしたら
「お気をつけてー」
と優しい笑顔で言ってくださり、
お店を出て夜道を歩きながら
ちょっぴり涙が出ました。
後から考えると
袋があかなくてシャカシャカしてたのを
おばさまにずっと見られていたのかと思うと
恥ずかしいけど、
この町に引っ越してきてよかったなー
なんて思った出来事でした。
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