自分の経験と価値観について〜4年間のいじめ経験を通して〜

はじめまして。

以前、自己紹介というテーマで投稿させていただきました。
今回は私の経験したことについて詳しく書きたいです。
プロフや小5〜中2までいじめを受けたと書きましたが、実はそれ以前から、疎外感やなんだか浮いた感じがしていました。
小学校低学年のころから、何だか周りと気の合わない感覚や、周りからも「なんだか変な感じだな」と思われていたんだと思います。

経験談

小5
私は当時持病が少しひどくなった頃合いで(今はもう完治しています)クラス替えがありました。去年までのクラスメイトは、担任の計らいで私の持病に対してそこそこ理解があったのですが、小5はそうもいきませんでした。背も低かったし、持病も目に見えるものだったので、ウイルスごっこや罰ゲームなど、あらゆるいじめのターゲットにされました。この頃が一番ピークだったと思います。学校に行くたびに惨めな気持ちになっていたと思いますが、今まで仲良くしていた友人だったり親だったり、担任の先生だったりと、信じていた存在が味方じゃないんだと知った時が結構精神的に来ましたね。
あとは、ネタにできる話といえば、担任の先生に相談した際、逆に私に原因があるんじゃないかという話になり、学級会と称して「〇〇の悪いところを責める会」みたいなことに1時間使われたのが印象に残っています。
小6
小5ほどのあからさまな嫌がらせはなかったものの、女ボスみたいな子の率いるグループに目をつけられて、陰でこそこそ話なんかは日常茶飯事でした。気が弱かったというより逆張りの捻くれ者だったのですが、休み時間は逃げるように毎日学校の図書館に引きこもって、本を読んでいました。おかげで貸出ランキングはいつもトップでしたし、今もその読書経験、思い出が活きているなと感じます。この時の担任の先生は、まあ去年よりはマシだったものの、なんとなくおせっかいというか、合わないといった感じで居心地が良くはありませんでした。なるべく1日の大半を図書室で過ごし、なんとなく卒業しました。
中学生
中1では、そこまでしんどい思いはしなかったものの、部活ではなんとなく浮いた感じでしたが、中2はクラスでも部活でもいじめを受けたことで、とても辛かったです。中2は、今考えるとなんとなく自分にとって転機と言えるような年だったのかなと思います。まず、私の親友が不登校になりました。友達の少なかった私にとって数少ない話し相手でしたが、その子が学校からいなくなったことで完全に部活では孤立する結果となりました。私は比較的勉強ができるようだったのですが、コミュニケーションは苦手だったので、部活でも嫌なことを言われたし、教室にも元々友達がいませんでした。部活のいじめで一番こたえたのは、「(親友)ちゃんは私のせいで不登校になった」というようなことを数人から言われたことです。どこにもその根拠はないのに、小学校から続いた2人の関係を蔑ろにされたように思えて悔しく感じました。親友とは縁が切れたわけではなく、毎日私は親友にプリントを届けていました。
クラスにおいては、中1まではそれでも何か言ってくる人がいなかったのですが、中2になってからは小学校から一緒だった人たちが小5の頃の話をまた広めたり、悪口を言ったりしてきました。そんな頃、なんとなく相談したあるサイトでお返事をもらったことをきっかけに、ネット上の友達とやりとりするようになりました。そのことは当時の心の支えだったし、実は今もSNSで時々やり取りする仲です。(この話はまた別の機会に)中3になってからは、受験期だったこと、部活を引退したことで、いじめは無くなりました。高校以降はいじめられることはなかったので、体験談はここまでになります。

この経験を通して

上にも書いたように、一番辛かったことは、助けてくれるだろうという期待を悉く裏切られたことです。「先生か親に言えばなんとかしてくれる」という気持ちがどこかにあったため、すがるような気持ちで助けを求めたこともあったのですが、それでもダメだったみたいです。誤解のないように書いておくと、先生はともかく、家庭環境が悪かったわけではありません。私の進路に関しては一緒になって考えてくれたり、むしろ良い方だと思います。感謝もしています。ただ、そう言ったトラブルに慣れていなかったため、適切な対処ができなかっただけだ、と思うようにしています。
ただし、今の自分の「人に頼らない」「最後に頼りになるのは結局自分だけ」というような考え方の根幹は、この体験から来ているのだと思っています。
正直にいうと、よく、「昔自分がこういう思いをしたからこれ以上辛い思いをさせたくない」みたいなことを言いますが、そのような気持ちや、優しさは自分の中にはないし、ぶっちゃけよくわかりません。漫画の中の話だと思っています。
ただ「この経験や辛さを無駄にしたくない」「アウトプットしなければ勿体無い」という考えだけが私の原動力です。
自分の経験を無駄なく活かし、それで何かの役に立てればいいな、という感じで活動を行っております。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。読み苦しい部分もあったと思いますが、今回は私のいじめ体験と、自分の経験に基づく見解、価値観を赤裸々に共有させていただきました。読んでくださった皆さんの何かのお役に立てれば幸いです。
この記事に関するコメント、質問等、受け付けています。できる限りお返事します。
 
 
 
 
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コメント一覧

全2件
  1. schedule2023.08.15

    れい

    さゆさん
    コメントありがとうございます。
    私も身長は低いので共通点もあり、けっこう共感できる面がありそうですね。
    頑張りましょう。

  2. schedule2023.08.15

    さゆ

    コメント失礼します。
    私も現在大学生で、いじめを受けた経験があり、中高では吹奏楽をやってました。低身長です(一時期すごいコンプレックスだったけど今はあまり気にしてないです)。
    自分のつらい経験を無駄にしたくない、同じ苦しみを抱く人の力になりたいという気持ちで活動してます。一緒に頑張っていきましょう

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