言葉は意味を伝える事が大切

私たちは、皆さんと挨拶を交わしたり、普段コミュニケーションをとります。いわゆる『人』と言葉を交わすわけです。

しかし、その時「何を伝えればよいのか」が解らず困惑してしまったという経験はないでしょうか。精神疾患を患っている者たちに限らず、私達はどうしても『人』に対して『言葉』を使うことが苦手な人はいます。

今回は、そんな『人』とのコミュニケーションに必要な『言葉』について説いた『論語』を紹介します。

 

『辞は達するのみ』(じはたっするのみ)【辭達而巳矣】

皆さんの周りには、『言葉』を巧みに操り、『人を魅了する方』はいませんでしょうか。また、その逆に『言葉』を使うのが苦手で、『要領を得ない方』はどうでしょう。

 

私を含めそうなのですが、どうしても『心の内面』を理解して貰いたいが為に、多くの『言葉』を発し、一生懸命『相手』に伝えようと『多くの言葉』を発してしまいます。しかし、その努力もむなしく、うまく伝える事ができず、憤りを感じ「自分を責めたり、相手を責めたり」してしまいます。

『言葉』というものは、たくさん発すれば良いという訳ではないのです。

どうしてだと思いますか?

 

その理由は、沢山の『言葉』を費やしても『気持ち』が通じるとは限らないからです。

それでも、私達は『自分の気持ち』を伝える為に沢山の『言葉』を重ねてしまいます。

なぜでしょう・・・・

それは、私達の心理には、『言葉』をたくさん積めば『相手の心に伝わる』と信じているからだと思います。

ところが、『言葉』というものは、増えれば増えるほど、意味を失い、飾りとなり、大切なものを隠してしまいます。

 

例えば、皆さんの周りに、俗に言う『くどい人』がいませんか?

なぜ『くどい』と感じるのでしょう?

それは、必要以上に『言葉』を発し、伝えるべき本来の内容を隠してしまうからなのです。

 

そして、その逆もあります。

『言葉』が少ない為に、『相手』に何も伝わらない。俗に言う『無口で何を考えているのか分からない人』もいます。

 

とても難しいのですが『言葉』は、『本当に伝えたいこと』を伝える為だけに、『多すぎず』『少なすぎず』その様な意識を持って発することが必要なのです。

それが出来た時、『相手』に『自分』の気持ちがすっと伝わるのです。

 

『おはようございます』

たったこれだけで、十分に『相手』に『自分』の気持ちが伝わるように、

普段から、『本当に伝えたいこと』を意識して発してみては如何でしょう。

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