職場や学校の「イヤなヤツ」は家庭にも悪影響がある

あなたの職場や学校にも、「有害な人物がいるかと思います。

こうした有害な人々といっしょに働く(学ぶ)ことで、その同僚たちがこうむる正確な損失額が明らかになりました。

ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の研究によると、職場において「最悪と言えるイヤな人物」1人の雇用を避ければ、企業は月平均1万2489ドル(約200万円)を節約できるそうです。

イヤな人間と働くとイヤな人間になる

みなさんも、職場や学校でいじめられている人たちがストレスを家に持ち帰り、それが家庭生活に影響を及ぼすことは周知の事実だと知っています。

そうしたストレスが職場や学校の外にもたらす影響を科学的に明確にしました研究があります。シンガポール国立大学(NUS)のSandy Lim准教授が率いた最新研究の結果によると、常勤労働者50人に、職場で受けた「いじめ」を詳細に記録するように依頼しました。また、彼らのパートナーにも、家庭での彼らの行動を追跡するように依頼しました。

その結果、職場でひどい扱いを受けると、被験者たちは多くの場合、その敵意を自分の配偶者やパートナーに向けることがわかりました。家庭で怒りを爆発させたり、精神的な引きこもり状態になったりしたのです。

公平を期すために言っておきますと、Sandy Lim准教授の研究は、配偶者やパートナーのみを対象としたものですし、被験者数もかなり小規模でした。しかし、この研究結果は職場でいじめられている母親とその子どもの関係について、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)が以前に行った研究の結果と合致しています。(その研究リリースは、Association for Psychological Science(心理科学協会)のウェブサイトに掲載されています)ちなみに、UCLAの研究チームは次のように述べています。

「職場での自分の1日について説明した後で、母親たちは(デイケアに預けていた)子どもと再会しました。録画された再会の様子を分析したところ、いつもより仕事がきつかった、あるいは同僚や上司とのつき合いがうまくいかなかったと報告した母親たちは、ストレスが少ない日の行動と比較すると、口数が少なくなり、子どもとの感情的関わりも減ることが明らかにった」

職場のイヤな人物は、あなただけに損害を与えるのではない

こうした結果は、ありとあらゆる行動に「伝染性」があることを示す多数の研究とも一致します。笑いから生産性にいたるまで、ある人の行動はほかの人に「伝染」するのです。

 

 

職場や学校における「有害な行動」に対して何をすべきか。それはあなたや同僚、会社に損害を与えているだけではないということ。

職場や学校にいる「イヤな人物」は、あなたの家族にも害を及ぼします。その人物の最悪な行動によってもたらされる不機嫌は、あなたの親やパートナー、子供にも感染してしまう可能性があるのです。

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