ひな祭りについて
visibility684 edit2024.03.01

今回は、3月ということで、ひな祭りについてお話しをしたいと思います🙂
五節句のひとつであり、「桃の節句」🍑
ひな祭りにひな人形を飾ることは、日本の古来の風習であり、邪気や厄災をひな人形に託して無病息災や女の子の健やかな成長を願う意味が込められています。
かつては、人形に厄を移し川に流すことで無病息災を願う行事でしたが、現代のひな祭りでは、ひな人形や桃の花を飾ってお祝いをするのが主流ですよね。
関東地方では、男雛が左側に女雛が右側に置かれますが、関西地方では反対です。男雛が右側、女雛が左側に基本的に飾られます。
今の時代ってひな人形を、各ご家庭で飾ってるんですかね?
実家の母親に聞いてみたのですが、ひな人形などは親戚にあげたそうです。私には、妹がいるのですが、もう相当な年齢ですので・・・。
各ご家庭でもそうかとは思いますが、母親いわく何より出したり、しまったりが大変だったそうです。
ひな壇は江戸時代からの風習🎎
ひな祭りは平安時代の「ひいな遊び」が原点となっており、当時は紙やわらで作った簡易的な人形を使用していました。江戸時代ごろになり人形作りの技術が向上したことで、人形を流さず飾るようになったといわれています。
また、江戸時代では、ひな人形は子どもの身代わりになる存在とされており、女の子の初節句に無病息災を願いながら人形を飾っていました。この風習が広く周知されるとともに、多くの家庭でひな壇にひな人形を飾るようになったそうです。
ただし、一部の地域には「だるまひな」や「つるしびな」を飾るという風習もあるそうです。地域によってさまざまな飾り方があるようですね。
母方の実家が用意する風習も
かつては、子どもの祖父母にあたる方がひな人形を用意するのが主流でした。特に、母方の実家がひな人形を購入するというケースが多かったとされています。
昔は「結婚したら女性は男性の家に嫁ぐもの」という意識が強く、ひな人形や五月人形などが嫁入り道具の一種として扱われていたようです。
地域ごとの風習
ひな祭りは日本全国で執り行われている伝統行事です。ひな人形を飾ったり食事を楽しんだりとお祝いの仕方は大まかに決まっているものの、厳密なルールはないようです。そのため、地域によって風習が異なるケースもあるそうです。
北海道・東北・関東地方
北海道では、新暦でひな祭りをお祝いすることが一般的です。青森県では、旧暦の3月3日(新暦の4月3日)ごろに「いそ遊び」や「浜遊び」をする地域が残っているようです。
北陸・甲信・東海・近畿地方
北陸・甲信・東海・近畿地方では、地域による風習に細かな違いがあり、具体的な違いには以下のようなものがあります。
・東海地方:つるしびなを飾る、「がんどうち」という行事がある
・北陸地方:ひな人形を4月3日ごろにしまう、金花糖を飾る
・近畿地方:ひな人形(男びな、女びな)の位置が関東と左右逆になる、もち米が原料でしょうゆや塩で味付けしたひなあられを用いる
※がんどうちは愛知県や岐阜県の一部では、3月3日に地域の家を周り、「ひな人形見せて」と言いながらお菓子をもらって歩くという行事のようです。
中国・四国地方
中国・四国地方はひな祭りの風習に関する違いが多い地域です。また、現在でもなお旧暦でひな祭りを祝う家庭が多いといわれています。
島根県では「ひな餅」と呼ばれるお菓子を用意するのも風習のひとつです。練った生地にあんを包み、つばきの葉の上で蒸した色鮮やかななお餅で、家族で食べたり身近な人に配ったりしてみんなでひな祭りを楽しむところもあるそうです。
九州・沖縄地方
九州地方では「いそ遊び」を「せっくいそ」や「浜でばい」、沖縄では「はまうり(浜下り)」と呼び、旧暦の桃の節句の時期に、海や山に出かけるという行事が残っています。ひな祭りと同じく、女の子の成長や健康を祈願するための行事です。
沖縄にはもともとひな人形を飾るという風習はなかったといわれています。重箱やお菓子を持って海へいき、手足を海の中で洗ってけがれを落とすのが一般的なひな祭りの過ごし方です。ただし、現在では文化の変化により、ひな人形を飾る家庭も増えている傾向のようです。
なお、九州は「ひなの国」と呼ばれるほど、ひな祭りの盛んな地域です。ひな祭りを祝う盛大なイベントも多数開催されています。
私の家ではこんなことをしてる。私の地域ではこんなイベントをやっているよ。というのがあったら教えていただけると嬉しいです。
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