ずっと「母を助けるのは私」と思っていた。でも、必ずしも「そうしなければならない」わけではなかった。

こんにちは、kikiです。

今回は、「家庭の悩み」に効く、かもしれないお話です。

ワタクシ、実家を離れ、親と物理的に距離を取るようになって12年経ちました( •̀ㅁ•́;)

けれど今でも、親との関係に対して、自分のなかに様々な思い込みがあったことに気付くことがあります。

思い込み、と書きましたが、つまり私の大切にしていた価値観のこと。

当たり前に思っていたことほど、言葉にならず「モヤモヤ」として私のなかに降り積もっていました。

今回、私の心の準備ができ、整理できるようになり少し、軽くなった…ような気がしています。

家族を助けなければいけない。助けるのは自分なんだ。

私は、「ヤングケアラー」に当てはまる子供であったのではないかと思っています。(リンク:こども家庭庁ウェブサイトへ飛びます)

親を助けなければならない。

助けるのは他でもない、私なんだと

思っていたところがありました。

(細かい事情は今回伏せますが)

【他人に助けを求めた母親】~それは本当に私にしかできないことなの?~

それが、今回母親が「他人に助けを求めた」という流れを見せてもらい、私の価値観がもう不要になっていることに気付けたのです。

私でなくてもいい。

私が無理をして、助けなくてもいい。

この気付きは、私にとって「寂しさ」と「安心」を感じさせてくれました。

私は今でも、「助けたい」と思う気持ちも持っています。なぜなら「助けてあげたい」「力になりたい」と思うことが、幼い私の愛情の示しかたでもあったから。寂しさの理由も、そこにあるのだろうと考えています。

お母さんを、助けたかった。

けれど、「必ずしも、助けるのは私ではなくてもいい」

「できる範囲で、助け合ったらいい」

そう、思えたことが、

私のなかで 大きな癒しに繋がった気がするのです。

(想像以上に、実家での暮らしが私に精神的な負荷になっていたことにも気付きましたが、その話しはまたいつか。)

他人からも、助けてもらえる世界。私に必要なのはきっと「安心感」だったのかも。

かつての私は

「助けになりたい」という気持ちと

「親とはなれたい」という気持ちとで

揺れていたり、罪悪感を感じていたりしたりしました。

「そうしなくてもいいんだよ」と言われてきたし、沢山自己啓発をしてきました。

でも、すんなりと そうは思えていなかった。

親元からはなれた12年間、心の底から安心はしてこなかったんですね。

 

それを、「親が実際に他人に助けを求め、助けられた」という話を聞けたとき

本当にもう良いんだ

と思えて、肩の力がぬけました

困ったときは、周りにも助けてもらえる安心感。

私は今回、それを感じることができた気がするのです。

思い癖は繰り返す。だからその度に、自分の価値観と向き合う。

でも持っていた価値観って、そう簡単に無くならなくてですね。

きっとこれからも、何度もぶり返すことがあるとも思っています。

でもその度に、「あぁ、そうだった」と、思い直せばいい。と私は思っています。

これは心理学の言葉で「スキーマ」と呼ばれるものと、向き合ってきたことでもあります。(気軽に読めそうなリンクを貼っておきますね。興味があれば是非^^)

 

私自身、知り合いが少ない県外に住んでいる身としてこの安心をもって生きていけることが、とてもありがたいと感じています。

 

これはあくまで私のはなしです。

家庭の事情は様々で、読んでくれているあなたには当てはまらないかもしれない。

でも、もしなにか参考になることがあるならいいなと思っています。

あなたが、安心して暮らせますように。

 

読んでくれてありがとうございます^^

kiki.

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コメント一覧

全1件
  1. schedule2024.08.14

    わくわく

    kikiさん

    コラムを読ませていただきました
    ありがとうございます

    ちょうど帰省して、自宅に戻ってきたところで旬なトピックに吸い寄せられました

    考えさせられます
     とはいえ、もうどれくらい考えていることでしょう
     親のことを考えると、自分のことも同時に考えます

    少し落ち着けました
    ありがとうございました

    わくわく

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