人権ってなんだろう その2
edit2015.04.13 911
前回のブログで人権について考えてきました
今回はその続きです
最初に毎回同じことなのですが
この文章には論拠が全くありません
ただの個人的な意見として書いておりますので、その点ご了承ください
人権という概念がなかった時代
法律がなければ人権は存在しないのか
前回の私のブログの最後はここで終わっていたと思います
法律がない状態ということを考えるのは少し難しいので
少し論点はずれてしまうかもしれませんが法律で人権を保証していなかった時代を考えてみます
例えば、明治に入る前の日本、江戸時代なんかはまだ法律の中に人権の文字はなかったはずです
江戸時代……身分制度の中で人は生きていました
身分制度はもちろん人権という考え方とは真逆の考え方です
しかしながら、江戸時代の人たちが人として尊重されることがなかったり、人間らしい生き方ができなかったりしたわけではないことを我々は知っています
人権という概念もないのにどうして人々は生きていくことができたのでしょうか
人権のない社会とは
人権のなかった江戸時代
人々は身分というものに縛られて生きていました
公の身分というものだけでなく、家長、嫁、男、女、など非公式な部分での身分というものもあったのだろうと思います
身分に縛られるということはどういうことなのか
男女という身分でいうなれば、男は外で働く、女は家庭を守る
そういう役割分担を社会が勝手に決めてしまうということなんだろうと私は思います
そう考えると人権のない社会というものは自由がなく、社会で勝手に決められた役割を強制的に強いられる良くない社会ということが言えるのではないだろうかと私は考えます
けれど、この時代の人々は逆にこの身分制度をうまく利用して社会をうまく組み立てていたとも私はいえると思います
自由がなく、縛られているということは、反対に考えれば守られているということだと思います
家長は家長としての居場所、嫁は嫁としての居場所
そういう居場所がはじめから準備されている、そういう役割がはじめから存在する
そしてその居場所はまもられている
そういうことがいえるのではないでしょうか、あくまで私の考えの中の話です
人権という考え方の問題点
法律がなければ人権は存在しないのか
そういう問題提起をしておきながら、随分話が脱線しているような気がします
上記の問いに対する私の答えはこうです
“法律がなければ、人権なんて意識しないし、人権という概念がなくとも社会を形成することはできる”
人権という概念がなかった時代として日本の江戸時代をとりあげてみましたが、人権という概念がなかったとしても社会を形成し人々は生きていくことができます
もちろん、人権という考え方がない社会では人権ということを考えないことによる弊害も多々存在すると私は思います
それでは、人権という概念を取り入れればすべてうまくいくのでしょうか
私はそんなことは決してないと思います
人権という考え方が日本に入ってきて、人々は身分から解放され自由になりました
けれどそれはいままであった身分という居場所を失ったことになるんだと私は思います
身分というもので縛られていた間は、人々は身分の中で生きようとしていたのですが
それがなくなると居場所の争奪戦が始まるんじゃなだろうか、今、そういう世の中になっていないんだろうかと私は思います
人権は権利です、権利は主張するためのもの
みんなが権利を主張しあって居場所を奪い合う
そんな窮屈な社会を今生きているようなそんな気が私はするのです
人権のある社会で生きていく
身分制度が素晴らしいなんてことは決して思いません
身分に縛られて苦しい思いをした人はきっと数えきれないほどいるんだと私は思います
しかし、今、人権のある社会で、苦しんでいる人も大勢いるのではないだろうかと私は思います
自由だからこそ、すべて自分の力で自分の居場所を守っていかなければならない
なんとなくそんな社会の冷たい部分があるように私は感じています
けれども、自由だからこそ、いろんな価値観と出会い、いろんな人間と出会うことができるんだと私は思います
時代時代によってその時代のよさ悪さがあるんだと思います
新しい考え方はどうしても素晴らしいものとして紹介されるのですが
新しい考え方を受け入れることで社会にどういう変化が生じるのか
それを考えてみるのもひとつ有意義なのかなと思います
以上、文化の輸入の一つとして人権ということについて考えてみました
全然まとまりのある文章にならず申し訳ないです
それでは
ぬい
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