あかつきの日記『ネタバレ注意 ドラマ感想(BM)』

24/6/13(木)

フジテレビドラマ
「ブルーモーメント」第8話

主人公「晴原柑九朗」が所属する
特別災害対策本部SDM。
SDMメンバーを支え、彼らの成長を
見守り続けた晴原の上司「上野香澄」が、
土石流から晴原を守り、殉職した…。

レギュラーメンバーの死だけでなく、
晴原が自らの信念を見失い、
失意のどん底を彷徨い続ける様子は、
見ているこちらもかなり辛い…。

この状況は、
2021年のTBSドラマ「TOKYO MER」の
最終話を思い出させる。
主人公「喜多見幸太」は、
自身が助けたテロリストの陰謀によって
妹の「喜多見涼香」を失い、
失意のどん底に叩き落される…。

誰一人犠牲者を出さず全員救う。
どちらも、そのミッションが初めて失敗、
しかも、その犠牲者が自分達の仲間という
共通点がある。
しかし、それだけではない。
晴原と喜多見。
二人の再起のカギは
「頼れる仲間達」の存在だった。

言葉だけじゃない。
後ろを振り返った時、
そこに「頼れる仲間達」がいること。
それは、自分が信じて取り組んできたことが
正しかった証でもある。

また、今回、上野が息子の「上野海斗」に
伝え残したメッセージに強く心を打たれた。

いつか「今の自分の苦しみ」が
「未来の自分の宝物」として笑って語り、
「頼れる仲間達」と出会い、
次の命のバトンを繋げる…。
ベタな締め括りではあるが…、
それでも、そんな医者として活躍する
未来の自分となるために、苦しみながらも、
もがいてあらがって未来を目指して
今を生き続けよう…。

夜明けは必ず訪れるから…。

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