ゆめの日記『1時受け止め~感情を受け止める力』

1) 1次受け止めって何を作るの?

1次受け止めは、子どもが不安・怒り・恥・悲しみを出したときに
• 「そう感じたんだね」
• 「怖かったね」
• 「悔しかったね」

って “感情を存在させていい” と扱われる経験。

ここで子どもの脳は何を覚えるかというと、
• 感情は危険じゃない(出しても崩壊しない)
• 誰かに持ってもらえる(世界は全部敵じゃない)
• 自分で整え直せる(あとで考えられる)

つまり “内側の安全基地” が作られる。

2) 1次受け止めが薄いと何が起きる?

受け止めが薄いと、感情が出た瞬間に脳内でこうなる:
• 感情=処理不能=危険
• だから「早く消せ」「説明できる形に変えろ」「誰かのせいにしろ」

このとき人は、内側の混乱を落ち着かせるために最短ルートを取りがちで、その最短ルートがだいたい

A) 自責で潰れる(私が悪い、私は価値がない)
or
B) 他責で固める(あいつが悪い、あいつを潰せば落ち着く)

この Bが“敵を作る癖” になりやすい。

ポイントはこれで、
敵を作るのは「性格が悪いから」じゃなくて、“感情の消火器が外付けだから” なんだよ。
自分の中で鎮火できないから、外に火元を作って叩いて安心する。

3) “敵を作る癖”が集団で起きるとどうなる?

個人なら「嫌いな人を作りがち」で終わるけど、集団になるともっとシステム化する。

集団が欲しがるもの
• 不安を減らしたい
• 正しさを確保したい
• まとまりたい

そこで起きる現象
• スケープゴート化:「あいつが悪い」で団結
• ゼロリスク信仰:「ミス=悪」「曖昧=悪」
• 正義中毒:「叩くほど気持ちいい」状態になる(自己肯定感の代替)

で、これが現代の「無駄な叩き潰し」を量産する。

4) “無駄な叩き潰し”が増えると、問題の本体が育たない

ここが核心。

叩き潰し文化は、問題を解決してるように見えて、実際は “問題の手前の感情処理” をやってるだけになりやすい。
• 失敗した人を吊るす
• 炎上させて終わる
• ルールを増やして終わる
• その場の安心を買って終わる

でも本体はたとえば、
• なぜミスが起きた構造なのか
• 仕組みのどこが詰まってるか
• 学習と改善が回る設計になってるか

ここを育てないと、同じ問題が形を変えて残り続ける。

叩き潰しが多い社会って、ざっくり言うと
“学習の代わりに処刑で整合性を取ってる社会” になりがち。

5) それがなぜ「ユニコーンが生まれにくい構造」になるの?

ユニコーン企業(急成長する革新企業)に必要なのって、ほぼ確実にこれ:
• 大胆な仮説
• 早い失敗
• 反復改善(学習)
• 批判への耐性
• 長期で支える投資
• 仲間内の心理的安全性

つまり、失敗や未完成が“資産”として扱われる環境が必須。

でも叩き潰し文化が強いと、真逆の最適化が走る。

叩き潰し文化で起きる企業・社会の最適化
• 失敗=即死 → 挑戦しない
• 炎上回避が最優先 → 無難だけが勝つ
• 説明責任で疲弊 → プロトタイプが遅れる
• 叩かれないための会議・承認が増える → 意思決定が遅い
• 本音が言えない → 問題が早期発見されない
• 有能ほど消耗して去る → 中核が育たない

結果として、「でかい夢を、雑に試して、速く学ぶ」動きが成立しない。
ユニコーンが生まれる前段階の“幼体”が、叩かれて死ぬ。

star今日よかったこと♪

そもそも本人がぼっちになる原因を潰せばいいんじゃないの?となりがちだけどそれも多彩な人間が集団になった時に爆発的な国になるから外れてしまうんですよね。また掘り下げます
堀江貴文がフジテレビ買収しようとしたらけしからん罪になったのも当時の言いようのない恐怖が叩くで不安処理されたんかなと思った

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