ネガティブと怒りについて
edit2015.11.24 1,551
こんばんは、やっさんです。
みなさんは「ネガティブ」になったときに、どうしますか?
とにかく「ポジティブ・シンキング」を心がけますか?
それとも・・・?
みなさんは「喜怒哀楽」という言葉を耳にしたことがあると思います。
人間の感情を単純化すると、「喜・怒・哀・楽」の4つで考えられます。
人間が感じる感情は「怒→哀→喜→楽」の順と言われています。
つまり、人の感情は「怒り」から始まるということです。
「怒り」から始まるということは、「怒り」を否定すると、「哀しい」も「喜び」も「楽しい」もきちんと感じられないということになります。
僕は、無理やり「ポジティブ・シンキング」を心がけるために自己啓発本を読んだ結果、1週間くらいで元に戻ってしまったという経験をしたことがあります。
ネガティブと言われている「怒」や「哀」の感情を否定して自己啓発本を読んでも、本当の解決にはならないということです。
「ネガティブはなしで、ポジティブだけでいこう!」というのは、無理な話なのです。
それでは、ネガティブになったときに、どうしたらいいのか?
僕は「ネガティブかポジティブかという二元論で考えない。感情を善か悪かで判断しない」ということを心がけています。
その上で「感情を区別しない。感情を差別しない」ようにしています。
「ポジティブがあると、必ずネガティブが生まれる」ので、
それと、ネガティブな気分になって悩んだり葛藤したりするということは、葛藤できる健康な状態であるということ。
そこで、悩みを葛藤を強引になくそうとすると、自分の本当の感情が抑圧されてしまって、今までよりも意欲が出てこなくなると思います。
「安心して悩むためには、どうしたらいいのか?」ということを考えた方が、自分を受け入れられるようになると思います。
また、病気や苦しみといったネガティブと思われる出来事には、自分がより良く生きるための大切なメッセージが隠されていると思います。
僕はこのブログの前半で「人の感情は怒りから始まる」と書きました。
それでは、ネガティブな感情の代表である「怒り」は、どのように扱えばいいのか?
最近は怒りに関する書籍がたくさん出ています。
そのような書籍がたくさん出ているということは、怒りで苦しんでいる人がたくさんいるということです。
僕が何冊か読んでみて感じたことは、怒りを抑圧すればするほど、もっと苦しくなるということです。
「怒りはよくないものだ」ということで、怒らないようにすると、溜まった怒りが限度を越えて爆発します。
爆発してしまうと、人間関係が悪化してしまって、自分を嫌いになっていくと思います。
それでは、怒りを溜め込まないためには、どうしたらいいのか?
僕は「自分だけしか見られない怒りの吐き出しノート」を作ることをおすすめしたいです。
自分が思うことを遠慮せずに書き出すことで、自分の気持ちが軽くなって楽になります。
怒りを吐き出すということについては、自分の怒りの言葉を人に聞いてもらうという手段があります。
ただし、僕は怒りを言葉にして人に聞いてもらうことは、あまりおすすめしません。
怒りの感情は周囲の人に伝染していくと言われているので、人に怒りを吐き出してしまうと、怒りを吐き出された人が苦しくなっていくのです。
このブログを読んで、「ネガティブ」と「怒り」について改めて考えていただけると幸いです。
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