広大な世界に思いを巡らせてみませんか
edit2017.03.27 1,385
おっくんです。
「僕たちは、宇宙の果てに行くことはできない。でも、行くための切符は持っている。」
宇宙は無限に広がり、人の力ではその果てに辿り着くことはできない。
しかし、果てを行くための切符は持っている…
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』では、アインシュタインの相対性理論に則りながらも、宇宙について叙情的に表現されています。
※「」は、作品の引用ではありません
宇宙については、様々な研究が進んでいます。
面白いのは、研究のきっかけは”数式”であるということ。
数式を作って、”理論的”な仮説を立てるのです。
数式とは、中学や高校で習う「二次関数」みたいなものです。
一定の規則性を持った記号の文字列=式ですね。
とても理論的にできているため、正しく数式ができていれば、そこから導き出されるものは、非常に論理的かつ客観的なものになります。
数学で習ったように、「xに数値を入れるとyの数値が出る」みたいに、数式を使うことで影響するものがどういう数値になるかを見ていくという感じだと思います。
数式を使って導き出した”仮説”に対して、実際にはどうなのかを様々な方法で検証します。
天体望遠鏡や衛星などから送られる画像を解析したり、巨大な施設を使って新たな物質を探したり…
※最近では、重粒子の発見が話題になりましたね
難しい話はこのくらいで、こうして徐々に解明されていく宇宙の秘密についてみていくと、常識では考えられないことをたくさん知ることができます。
●時間とは、速度によって変化する(絶対的尺度ではない)
●宇宙は、光の速度より速く広がっている(質量を持つ物質は、光の速度を超えることはできないにもかかわらず)
●宇宙は、一つではない(ユニバースではなく、マルチバースである)
●アルコールでできた星雲がある(成分の話で、お酒ではないらしいですが・・・)
私たちは、「時間」というものは普遍的なものと常識的に考えています。
しかし、実際は違うということですね。
※時間は、速度によって変化するそうです。ウラシマ効果ってやつですね。
僕は、理系でも学者でもありません。
文系のしがないサラリーマンです(笑)
しかし、そんな僕が宇宙について色々なことを知ることで、
「常識というものは、絶対的でも普遍的なものではない」
ということに気付くことができました。
物事の捉え方というものは、一つではない、型やパターンもないということを知りました。
小さな悩みや不安なんて、宇宙の変化に比べたら些細なもの。
自分の取り巻く環境も、簡単に吹き飛ぶ・・・と考えるようになりました。
視野が広がったということですね。
何よりも、ワクワク感によってポジティブな気持ちにさせてくれます。
皆さんも、日々の生活で悩みや不安を抱えていたら、宇宙について想いを巡らせてみてください。
ささやかな希望や小さな勇気が沸いてくるかもしれませんよ。
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