広大な世界に思いを巡らせてみませんか

おっくんです。

「僕たちは、宇宙の果てに行くことはできない。でも、行くための切符は持っている。」

宇宙は無限に広がり、人の力ではその果てに辿り着くことはできない。
しかし、果てを行くための切符は持っている…

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』では、アインシュタインの相対性理論に則りながらも、宇宙について叙情的に表現されています。
※「」は、作品の引用ではありません

宇宙については、様々な研究が進んでいます。
面白いのは、研究のきっかけは”数式”であるということ。
数式を作って、”理論的”な仮説を立てるのです。

数式とは、中学や高校で習う「二次関数」みたいなものです。
一定の規則性を持った記号の文字列=式ですね。
とても理論的にできているため、正しく数式ができていれば、そこから導き出されるものは、非常に論理的かつ客観的なものになります。
数学で習ったように、「xに数値を入れるとyの数値が出る」みたいに、数式を使うことで影響するものがどういう数値になるかを見ていくという感じだと思います。

数式を使って導き出した”仮説”に対して、実際にはどうなのかを様々な方法で検証します。
天体望遠鏡や衛星などから送られる画像を解析したり、巨大な施設を使って新たな物質を探したり…
※最近では、重粒子の発見が話題になりましたね

難しい話はこのくらいで、こうして徐々に解明されていく宇宙の秘密についてみていくと、常識では考えられないことをたくさん知ることができます。

●時間とは、速度によって変化する(絶対的尺度ではない)
●宇宙は、光の速度より速く広がっている(質量を持つ物質は、光の速度を超えることはできないにもかかわらず)
●宇宙は、一つではない(ユニバースではなく、マルチバースである)
●アルコールでできた星雲がある(成分の話で、お酒ではないらしいですが・・・)

私たちは、「時間」というものは普遍的なものと常識的に考えています。
しかし、実際は違うということですね。
※時間は、速度によって変化するそうです。ウラシマ効果ってやつですね。

僕は、理系でも学者でもありません。
文系のしがないサラリーマンです(笑)
しかし、そんな僕が宇宙について色々なことを知ることで、

「常識というものは、絶対的でも普遍的なものではない」

ということに気付くことができました。
物事の捉え方というものは、一つではない、型やパターンもないということを知りました。

小さな悩みや不安なんて、宇宙の変化に比べたら些細なもの。
自分の取り巻く環境も、簡単に吹き飛ぶ・・・と考えるようになりました。

視野が広がったということですね。
何よりも、ワクワク感によってポジティブな気持ちにさせてくれます。

皆さんも、日々の生活で悩みや不安を抱えていたら、宇宙について想いを巡らせてみてください。
ささやかな希望や小さな勇気が沸いてくるかもしれませんよ。

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コメント一覧

全4件
  1. schedule2017.03.29

    おっくん

    恭子さん
    コメントありがとうございます。
    僕も、大人になって理系の面白さに出会いました。
    重力レンズは、見えるものと事実が異なることもあると言う点で、常識を破壊してくれますね。
    知らないことが無限にある。
    人が許される時間では足りないほどに。
    それは、ワクワク感であり、ワクワク感は人に希望を与えてくれますね。

  2. schedule2017.03.29

    おっくん

    ぬいさん
    コメントありがとうございます。
    真理を追究するには、自身の真理=常識から抜け出さないといけない…
    最初、地球が宇宙の中心と考えられていたのに、今や辺境の惑星に過ぎない。
    多彩な捉え方によって、新しい価値観が生まれるのでしょうね。
    科学の世界が面白いのは、間違いがあれば自身の考えを平気で訂正できる柔軟性ですね。
    ※アインシュタインの宇宙項とか
    そして、科学を追究すると哲学に繋がる。
    哲学は、学問のスタートであり、行き着く先と言われます。
    哲学は、絶え間ない追究の学問ですからね。

  3. schedule2017.03.28

    ぬい

    真理は常識の外にあるのかもしれませんね
    その科学の事実のひとつひとつの発見には
    実はさまざまなドラマがあって
    そのドラマひとつひとつを我々は知らないけれど
    それを発見した人そのものが常識の枠外の人間だったりして
    常識の外で生きることゆえの苦しさはあったのかもしれないけれど
    その常識の外で生きてきた人たちによって
    私達の今があったりするので
    面白いなって思います

  4. schedule2017.03.28

    恭子

    こんにちは。ナショジオなどで宇宙の新発見的な記事見ると私もワクワクしてしまうクチです。サイエンスもの、子供頃は苦手意識強かったけどある時からなんか分かるようになってそれから面白くなりました。分からない・理解できないから苦手だったんでしょうかね(笑)重力レンズを知った時は「自分が見えるもの」に関してパラダイムシフトが起きましたね。知らない事も沢山あるけれど見えないものも沢山あるのかも。。なんてね。宇宙の広がる速度から考えると人に与えられた「時間の猶予」っていうのか、やっぱり短いなって思います。だからなるべく悩んで立ち止まってる状態に見切りをつけて、先進めることに重きをおくようになりましたね。

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