話を「聴く」ことの難しさ
edit2022.01.09
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みなさんこんにちは。はむと申します☺️
チャット相談を開始させていただいてから、半年が経とうとしています。
たくさんの方とお話しながら、同じ悩みは本当に一つもなく、みなさん様々なことで苦しんでいらっしゃるのだな、と感じております。
中には、お話を聞きながら怒りを感じてしまう程ひどい目に合われている方、全く価値観が異なり感じたこともない気持ちをお話して下さる方がおります。
普通に生活していたら、このようなお話をきく機会はなく、相談を受ける度に自分の価値観が揺さぶられる思いです。
「聞く」と「聴く」の違い
話をきく、という言葉には、「聞く」と「聴く」の2種類があります。
「聞く」という言葉を辞書で調べると、「音を耳で感じ取る」と出てきます。
また、「聴く」という言葉は、「注意深くきく、進んで耳を傾ける」と出てきます。
ココトモでみなさんとお話させていただくときは、話を「聴く」姿勢の方が大切なのかな、と思っております。
更に、注意深くきく、というのはどういう状態かというと、「相手の感情に寄り添うこと」かと思います。
相談者様が何を悲しい、辛い、苦しいと感じたかを受け止めることです。
私が同じ経験をしたとして、相談者様と同じように感じなかったとしても、目の前の「あなた」はそのように感じるんだ、と同じ目線にたって感情に寄り添うこと、が大切なのかなと思います。
でもそれがとても難しい
感情に寄り添うこと、一言で書きましたが、それは本当に難しいことだなと感じます。
相談者様から、家族に、恋人にひどいことされていると聞くと、そんなのありえない!という怒りの感情が湧いてきます。
相談者様から、私はこう思う、言われたとき、そうかな?自分はそう思わないな、と感じることもあります。
自分の意見や感情をそのままぶつけようとしてしまいそうになります。(たまに言ってしまうときもあります😅)
それが相談者様にとって良い方向に行く場合もあるのかもしれないけど、相談者様と同じ目線で考えられているかな、と思うと、少し違うのかなと思ったりもします。
例えば、私は相談者様にひどいことをする相手に怒りを感じた経験があります。
でも、相談者様はそのお相手のことを大事に思っています。相談者様がそのお相手に感じた感情は「怒り」ではないんですよね。ひどいことをされた「悲しみ」だったのです。
その悲しみに寄り添ってあげることが、私がすべきことなんだなと思ったことがありました。それが話を「聴く」ということなんだな、と。
目一杯の想像力と広い視野、柔軟な心をもってこれからも相談者様と精一杯向き合っていきたいな、と思ったお話でした。
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