「コミュニケーション能力」とはいったい何か? ー 前編

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近況報告

こんばんは。わしゅーです。

最近、肩が痛くてマッサージに通っています。とにかく筋肉が固くなっていて、3日連続で通って、一箇所は潰してもらいましたが、今日はもみ返しがひどかったです。

仕事はずっとデスクワークなのですが、それ以外にもスマホの見すぎとかもあって、長期的な習慣で固くなってしまうとのこと。治療はしばらく続きそうです。

コミュニケーション能力

世間は就活シーズンです。わしゅーも、上司として働いていたときは、企業において就活生の面接を担当したこともあります。

さて、就活をしていると、必ずぶつかる言葉が「コミュニケーション能力」ではないかと思います。

しばしば、「コミュ力」と略されますが、この謎の言葉は、いったいどういう意味なのか、ずっと気になっていました。

例によってGoogle Trendsで検索してみました。

Google Trends – コミュニケーション能力、コミュ力

「コミュニケーション能力」という言葉は、2004年以降、ずっと一定の頻度で検索されていますが、一方、「コミュ力」は、2010年以降、徐々に検索頻度が上がっています。

コミュニケーション=「情報の伝達」

さて、「コミュニケーション」とは、英語では本来どういう意味でしょうか。

  1. 〔情報の〕やりとり、連絡、伝達
  2. 〔伝達される〕情報、メッセージ、手紙
  3. 〔お互いの〕意思疎通、共感、感情的つながり

ー 英辞郎 on the WEB

情報をまちがいなく届ける

コミュニケーションとは、第一には「情報の伝達」ということです。ある人がもっている情報を、その受け手にまちがいなく届けることだと言えます。

ということは、「コミュニケーション能力」とは、「情報を届ける能力」だと言ってよさそうです。そもそも、情報は、正しく伝わってこそ価値のあるものですね。

たとえば、重大ニュースや、天気予報などは、とても価値のある情報です。ニュースアプリや、テレビ、新聞など、いろいろなメディアは、さまざまな工夫をこらし、いわば「コミュニケーション能力」を高めて、これらの情報を届けているといえます。

コミュニケーションは話し手と受け手の協力

情報は、ニュースや天気予報のように、だれにとっても重要な情報で、いろいろなメディアが伝達を工夫してくれる情報だけとは限りません。

たとえば、就活の面接では、「面接を受ける人の人格」のような情報が重要です。面接する人と面接を受ける人とだけの間でやりとりされる情報です。

面接する人(情報を受ける人)も、的確な質問をしなければいけないし、面接を受ける人(情報を発する人)も、プロではありませんから、しっかりと情報を整理して、準備をしなければ、コミュニケーションが成立しません。

コミュニケーション能力とは

そうすると、就活のような場面で求められる「コミュニケーション能力」とは、こういうことです。

  • 情報の受ける人:知りたいことをちゃんと伝える力
  • 情報を発する人:相手の知りたいことをしっかりと捉えて、情報を整理して的確に伝える力(事前の準備も含む)

まとめると、「受け手と発信者が、情報の伝達のために、しっかり協力できる能力」ということになりそうです。

後半につづく

面接のような場面では、面接者と、面接を受ける人は、ほとんどの場合は初対面ですから、お互いに初対面の相手と、短い時間でしっかり協力しなければなりません。

これは、それなりに難しいことだと思います。

そこで、一般に言われる「コミュニケーション能力」には、単に情報を伝えるということ以上に、「社会的スキル」ということの意味が含まれているわけです。

この「コミュニケーション能力」+「社会的スキル」の合わせ技が、よく言われる「コミュ力」というものの正体ではないかと、わしゅーは考えています。

後編では、この「社会的スキル」について考えてみたいと思います。

→→後編

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