実存ダイアリー 0ページ目
edit2024.04.10 120
コラムを始めてみようかなと思ってタイトルを考えていたのですが、ちょうど今、真横にあった本が実存主義哲学の創始者と呼ばれる哲学者、ショーペンハウアーの著作が数冊と、哲学を終わらせたとされる哲学者、ウィトゲンシュタインの論理哲学論考がありました。
ウィトゲンシュタインは、ショーペンハウアーから大きな影響を受けています。
論理で、哲学を語れるものと、語りえぬものとでわけ、哲学の諸問題を終わらせたとされています。
「語りえぬものは、沈黙せよ」
というアフォリズムは非常に有名で、この言葉を最終文にて、主著、論理哲学論考は終わっています。
しかしながら、生前まで書いていた遺作、哲学探究にて、ウィトゲンシュタインは語りえぬものについて語ります。
これが、とても面白いところで、ウィトゲンシュタインという人間がなんとなくわかってくるのではないでしょうか。
という感じで、ココトモにふさわしいコラムのタイトルとして、「実存」をベースにタイトルを考えていましたが、ふと
「ロック大陸の物語を」
と、頭の中がジャーンっとなりました。
これは、スピッツの「醒めない」を聴いていたからだと思いますが、思いがけないところで点と点が線で繋がりました。
スピッツの唄う実存主義的なストーリーと、僕の真横にある無言の偉大なる存在感が、合わさり、
「実存ダイアリー」
を、スタートすることにしました。
これから、コラムにてお付き合い頂きます、結城が、実存ダイアリーを通じ、皆さまにポジティブな影響を与えられることを目的とし、これから描かせていただきます。
ここでは、存在していることを忘れるほどの、いわば、このコラムを読んでいる時だけ、宇宙空間へ飛ばされているんじゃないかと思われるような、ファンタジーっぽく、それでいて、哲学的な世界へ、お誘いしたいと思います。
あなたの人生に、おひとつ、不思議なものを。
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