「愛」と「恋」の違い

そもそも「愛」だの「恋」だのと言いますが、それらは何なんでしょうか?

 

人間には仏教の教えで“五つの欲”があると言われています。この“五つの欲”とは、

【食欲】【財欲】【色欲】【名誉欲】【睡眠欲】

この中で、特にクローズアップしてみたいのは【色欲】。【色欲】とは、男性なら女性が欲しい、女性なら男性が欲しいと異性を求める欲なのですが、これがちょっと曲者(^-^;

男性なら、綺麗なお姉さん(女性)と「ふっ」と会った時や、スタイルの良いお姉さん(女性)と「ふっ」と会った時など、男性ならだれもが抱いたことがある【色欲】。また女性なら、顔立ちの良いお兄さん(男性)と「ふっ」とすれ違った時や、マッチョ系・スタイリッシュ系・いい香りする人?と「ふっ」とすれ違った時など。男女問わず【色欲】は発生します。

では【色欲】と「愛」だの「恋」だのとの関係は?ここで、新たな言葉『欲求不満』というキーワードについて。

そもそも『欲求不満』という言葉は、皆さんどの様な場面で使いますか?

コトバンクによると、この様に解説してあります。

欲求の充足がなんらかの原因で得られないでいる状態のこと、あるいは欲求の充足を阻止した原因を除去 (あるいは克服) することができずに、不満のままにある状態のことで、フラストレーションともいう。欲求不満の生起は欲求充足を阻止する障害によっているが、障害は外部から与えられるばかりではなく、内部的原因 (自我からの拘束) によって引起されることも多い。欲求不満に陥るとさまざまの【社会的】【心理的】反応が現れるが、それは大きく攻撃、退行、固執傾向の3つに分けられる。これらの反応はすべての人に同様に起るものではなく、欲求が阻止されても、よくその原因を除去して反応を示さない者もあり (→フラストレーション耐性)個人差が著しい。

なんだか難しく書いてありますが、要するに『欲求不満』とは、一般社会(日常生活)において、「やりたくても出来ない的」な場面で発生したり、心理的に「感情的・本能的」に自然に発生するものだったりするのです。

 

だいぶ話がそれてしまいましたが、改めて“「愛」と「恋」の違い”について書いていきましょう。私が過去にSNSでアンケートをさせて頂いたことがあります。

「愛」は、相手がベース。あの人が行きたがっている(前に行きたいと言っていた)から私も一緒に行きたい!→相手の喜ぶことを重視

「恋」は、自分がベース。私が行きたいから一緒に行こう!→自分が楽しみたいということを重視

 

「愛」は、お互いを想いやるって感じ

「恋」は、なんか楽しくてワクワクする物ってイメージ

 

「愛」は、与えるもの。

「恋」は、焦がれるもの。

 

「愛」は、·····真心

「恋」は、·····下心

 

「愛」は、無償

「恋」は、憧れ

などなど。当時、アンケートにご協力いただいた皆様、ありがたいですとうございますm(_ _)m

 

 

では、先ほどまで書いていました【色欲】→『欲求不満』

一般社会(日常生活)における「愛」と「恋」では、どのような言葉で表現できるでしょう。

まずは「愛」について。家族愛という言葉を代表とする“具体的対象物(対象者)がある愛”であり、そこには【見返りを求めない】という基本理念が存在する。と考えます。では「恋」について。想い焦れる恋という言葉を代表とする“具体的対象物(対象者)がなくとも成立する恋”であり、そこには【強い欲求不満】が発生しています。

 

心理的に「感情的・本能的」に自然に発生する「愛」と「恋」では、どのような言葉で表現できるでしょう。

まずは「愛」について。見返りを求めない愛という言葉で表現される“神秘的・宗教的なもので普遍的な者”であり、損得感情ではないのが「愛」と表現されています。では「恋」について。強い欲求不満にかられる恋という表現される“損得で考えたり利益を求める者”であり・・・、書いている方もわけが分からなくなってきました(^-^;

要するに、「愛」はTAKE。「恋」はGIVE。

なんですが、分かって貰えます?(^-^;

 

「愛」は、ただただ見返りを求めず与えるもの。

「恋」は、見返り(容姿だったりお金だったり)を求める、欲するもの。

 

こんな感じでまとめてみましたが、皆さんの意見はどうでしょうか?

いろいろ意見はあると思いますが、ひとつの参考資料・指針となってくれればよいかなと思います。

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