「こころ」の強さ(その3)

浅田次郎さん(作家)は、次のように言っております。

やさしい人? 強い人?

人は皆「強さ」も「弱さ」も持っています。

「優しさ」も「醜い心」も併せ持っています。

だから他人を

『全面的に肯定する』こともできなければ、

『全面的に否定する』こともできない。

ただ一つ言えることは、『勘違いしている人間には、強さも優しさも感じられない』ということです。

「弱い人」

「強い人」

「やさしい人」

「やさしくない人」

などと、人を決めつけない方がいいのでしょう。

 

「弱い」と感じることがあったとしても、

「弱い所がある人」

「弱い時がある人」

どんな人でも、「強い所(時)もあるはず」ではないでしょうか。

 

「やさしくない」と感じる人がいても、

「やさしい面もある」

「やさしい時もある」

その様な一面もあって当然だと思います。

 

すべての人は、『いつも、やさしくない人』という事はないはずです。(例えば、どんな人も、愛する人や子供やお年寄りや動物などには、やさしい時もありますよね?)

同様に、「自分は弱い」と思い込むのもよくないでしょう。思い込むことによって、そうなってしまうからです。

知っておいてください。

「人は変われるもの」

なのです。

 

弱い所があっても、それなりに幸せに暮らせるようになることは可能だし、

「自分を強くしよう」と努力すれば、少しずつ強くしていくことは可能なのだと。

 

世の中には、『やさしさ・強さ』を勘違いしている人もいます。

「ご機嫌取りのようなことや甘やかすことは、本当のやさしさとは言えません。」

「暴言や暴力などで人を脅したり傷つけたりすることは、本当の強さとは言えません。」

むしろ、『心の弱さ』の表れなのです。

 

しかし、残念ながら、本人は勘違いしているので、なかなか気づくことはできないのです。

『勇気』や『忍耐力』など、

『心の強さのないやさしさ』

『やさしさのない強さ』

は、人を幸せにすることは出来ない事をしっかりと認識する必要があります。

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人は、どうしても「弱さ」が先行してしまいます。しかし、「弱さ」は病気を抱えた人だけが持っているものではなく、すべての人が持っているのだとしっかりと認識すべきだと言ってるのだと思います。

そして、「人は変われるもの」だとも言っています。

「自分を強くしよう」と努力すれば、少しずつ強くしていくことは可能だ

と・・・

『それが出来れば、とっくにやってますよ!』

そう言いたいのは山々ですが言えないのは、やはり「弱さ」が先行しているからなのかもしれません。

この「弱さ」は、誰もが持っている。ただ、どうしても先に「弱さ」が出てしまう。

『どうしようもないんですよ~』

そう言ってる声が聞こえてきます。

 

 

では、どうすれば「強さ」を先行させることが出来るのでしょうか・・・(つづく)

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