形は違ってもやりたいこと
visibility1,301 edit2015.06.28
みなさんこんにちわ、はよみです。
ちょっと私の黒歴史についてお話ししますね(いきなり
私は小学生のときにあるアニメに出会い「声優」という職業が存在することを初めて知りました。
そのアニメでは5歳の設定なのに中の人は中学三年だったのです(当時では珍しいケースだったらしい)
なにもかもに衝撃を受け、絶対この道に進みたい!と誰に話しても笑われるだけでしたが見返してやるつもりで高校卒業したら専門学校に行く予定をしていました。
そして念願の高校卒業、親には大分迷惑をかけ、専門学校に入学。
演技や滑舌や業界のことを勉強して一年目はものすごい充実していました。
しかしものの見事な見切り発車のため、二年目に上がるときに経済的な理由で続けることが難しく、休学という道を選びました。
悔しい、自分がやりたいことなのに親に頼らないと続けられないなんて・・・
としばらくは泣いて過ごしました。
しかし復学した年にある出来事が起こります。
風邪をこじらせ突発性難聴になってしまったのです。
それをきっかけにしてあらゆる面で体調を崩してしまい病院通いになりました。
病院のベッドで点滴を受けながら、
「こんなことのために戻ってきたんじゃない・・・」と一人暮らししていた部屋で泣いてました。
その付近から、「声優になりたいのはなぜ?なってどうしたいの?」と自問自答を繰り返し。
なって憧れの人と一緒にお仕事したい、自分の思いを表現してみてほしい。
だったらそれ以外の手段はダメなの?
いわゆる天使と悪魔の囁きってやつが頭に浮かんでいたのです。
どっちが天使でどっちが悪魔かわかりませんが、同時にささやくのです。
「今までこんなに体も壊してお金もたくさん払ってもらってるのに逃げ帰るの?」
「もうわかったでしょ?だったら違う方法でやり直せばいい」
私は後者を選びました。
それは誰のためでもなく、自分のためでした。
ほんとうにやりたいことは、「みてほしい」だったから。
それからは、地元に戻る準備をしつつ、けじめとして学校主催の舞台の稽古に明け暮れる毎日。
舞台が終われば、地元に戻り就活の日々。
初めての正社員で働き始めて、色々と思うことがあり二年で転職を決意するものの精神的に追い詰められ朝一で電話して辞めました。
そこから紆余曲折して今に至るわけですが、
その途中で色々ありまして「みてほしい」をどういう形で表現するか、ということに正解はないということに気付いたんです。
もちろん他人を傷つけることはダメですが、自分の思いを表現するやり方が違うだけでみんな一緒なんじゃないかって思ったんです。
たとえば、料理人は作った料理で自分の技術を表現する。
たとえば、営業マンはお客様に商品のいいところを表現する。
たとえば、現場作業員は作った製品が安全だと表現する。
みたいな感じに、華々しい世界にいる人たちだけが表現するものじゃないと気づけたとき、一気に世界が広がったような気がした。
自分の思いを表現することで、傷つく人がいるかもしれない。
それと同じくらい、何かを思ってくれる人がいるかもしれない。
それを信じて、これを書いてます。
私が形が違ってもやりたいことは
「自分の思いを表現して誰かが何かを思ってくれること」
なんです。
そうなれる人間になりたいですね。
ではでは~
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