生死の堺。看護の世界。
visibility1,218 edit2025.06.16
このコラムを開いて下さり、ありがとうございます。
私は、うつ病です。
そのせいで、『死にたい』と思ったり、実際に自殺未遂をしたこともあります。
そんな私ですが、自宅の近所で通勤に便利なため、某総合病院で、看護助手をしています。
当然ですが、患者さんは、『生きたい』と思って病院に来ます。
長い長い待ち時間を過ごしてでも『生きたい』と思っているんだなぁと感じた時、自分の中に、違和感が湧いてきました。
私は、しょっちゅう『死にたい』と思っているのに、『生きたい』患者さんのために働いている。
志望動機は、通勤に便利だから、というだけ。
私は、ここに居て良いのかな。そんな思いが湧いてきました。
その思いを消化するまで、3か月くらいかかりました。
当日欠勤を何度も繰り返し、迷惑もたくさんかけました。
結局、私が出した結論は、
『生きたい患者さんを支えることで、私の存在価値を保つ』でした。
私が死んだら、生きたい患者さんを支える従業員が1人減る。その考えにたどり着きました。
いま『死にたい』と思っている方の参考になるかは分かりませんが、私の体験談を書いてみました。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
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