先生の影響力ってすごい!
visibility4,620 edit2016.01.09
こんにちは、はるかすです!!
私は、学校と先生が嫌いでしたが、今では学校も先生も好きになりつつあります。学校が嫌いだった子供が、今では、教育学部に在籍している学生です(と言っても、教職希望ではありませんが)。これは全て、先生たちの影響でした。
学校が嫌いになったきっかけ
小さい頃から集団生活は、苦手で幼稚園の頃から行き渋りが始まりました。その当時は、なんとなく行きたくなかっただけだったような気がします。そんな私が、学校に行きたくないと強く思ったのは小学校4年生の時でした。最初は、ただの友達との擦れ違いから始まった人間関係のトラブルでした。そのうち、事態は急変してそのまま私は“いじめの対象”となったのです。その時、担任の先生が介入してくれたので解決していくかと思っていました。ですが、実際には先生に「あなたが悪いのよ。あなたの性格が!」と言われ気づけば先生を頼ることができなくなりました。何を言っても、見方になってくれず「あなたが駄目なの。分からないの?分からないなら分かりなさい。」この言葉で片付けられてしまいました。これが、私の学校嫌いの追い風となり、ますます休みがちになり保健室で過ごすことが増えたのです。
先生が嫌いになったきっかけ
それは、中学生の時でした。小学生のころから続いていた、いじめが原因でした。私は、どんなに悪口を言われても暴力を振られてもモノを隠されたりしても誰にも言いませんでした。しかし、そんな生活にずっと耐えられるはずがありませんでした。ある朝、「学校に行かなきゃ」と思っても体が学校に向かってくれませんでした。そこで、病院に連れて行かれ医者と親に問いただされて初めて一部を話しました。早速、親が動いて病院が動いて学校に働きかけてくれました。でも、学校が動いてくれたのは建前だけでした。私は、何人もの先生に呼び出されました。ある呼び出しでは、いじめっ子たちもいました。そして、彼女らの前で先生に「おまえが悪いんだ。おまえが謝れ。」って言われました。絶対に謝りたくなんてなかったし、私が謝らないといけない理由なんてわかりませんでした。でも、先生は「いじめられる奴が悪いんだ。」それしか答えてくれませんでした。いつまでたっても、私が謝るのを待つばかりの周り。何度もせかされて、空も暗くなった頃、仕方なく謝りました。その数日後、親に報告するためだったのか道徳で、“いじめ”について取り上げられました。そして、最後に「いじめについてどう思うのか書きなさい」と言われ紙が配られました。もう、怒られたくないと思った私は「いじめは、いじめられる人が悪い」と書きました。そしたら、私に「おまえが悪い」と言った先生に「おまえは、頭がおかしいんじゃないのか?いじめは、いじめる奴が悪い。」とまた怒られました。この日から、先生の言っていることは信じられなくなりました。学校に行けば、クラスに行けば、面倒くさいとばかりに相手にしてもらえなくなり学校も先生も嫌いになりました。
どん底だった私に手を差し伸べてくれた先生
それは、中学3年の担任でした。私がつまずく度に、時間を作ってくれました。と言っても、心を開いていたわけではない私は何かを話したわけではありません。それでも、ずっと私を見捨てないでくれました。進路を決める時も、多くの時間を割いてくれました。人との接点がなく、一人で高校見学に行けないだろう私のために先に親に連絡してくれていました。結果、私立の全日制高校に行くことができました。たぶん、先生がいなかったら全日制の高校には行けていなかったと思います。そして、卒業するころになってようやく担任の先生と保健室の先生だったら少しくらい話せるようになりました。
先生に恵まれなかった高校生活
春休みに毎日塾に行き勉強の遅れを取り戻し心機一転して人と関わることにしました。中学では、退部した部活動にも挑戦しました。学外活動もしました。失った3年間を取り戻すために、必死で頑張りました。だけど、先生には恵まれませんでした。高1の担任には、面接で仲の良い友達を聞かれ「お弁当は、5人で食べてます。」と言ったら、別の子の面接で「良かった、はるかすさんにも友達がいたんだ。」と言ったようです。この時、先生ってプライバシーないのかよって思い面接以来話すのをやめました。2年の担任には、ちょっとした人間関係のつまずきで学校を休んだ翌日に「居なかったのか。」「運動部のくせに、精神的に弱すぎるんだよ。強くなれ、強く」と言われ、ショックを受けました。3年の担任には、常に自分の立場を気にしていたので先生って汚いなって感じました。
教育学部を目指すきっかけとなった先生
それは、年の離れた弟の担任の先生でした。発達障害のある弟に真剣に向き合って、少しでも学校という場所が彼にとって居心地の良い場所となるように動いてくれた先生でした。この時、私は「先生って、すごいな。こんな人になりたい。」と思いました。そして、ちょうど進路を決める時期だったので当初の希望である障害児教育の勉強ができるということで系列大学の教育学部を志望しました。別に、教育学部だから先生になることを決めたわけではありませんでしたが…(笑)
今、大学の先生
私の通う大学は、1年次から指導教員がいて7人前後のクラスがあります。だけど、私は先生との距離を縮めることができませんでした。ですが、1年生の夏休み明けに教職履修について相談したことをきっかけに自然に話せるようになりました。今まで感じていた先生の印象が180度変わった瞬間でした。いまだに、指導教員以外は廊下ですれ違っても挨拶できず顔を逸らしてしまいますが…
最後に…
先日、地元の成人式がありました。しかし、中学ごとに集まることになっていることもあり、行けませんでした。それくらい、私にとって先生の言葉やノンバーバルなメッセージも含めて忘れられない傷になっています。
でも、今は、全ての先生が悪い先生っていうわけではないと分かりました。たまたま、大学に入るまで私が信頼できる先生に出会えなかっただけだったと思います。楽しそうな小中学校の生活を送っていた妹を羨ましく思うこともありましたが、私は弟の先生や大学の先生のような私にとって良いなあって思える先生に出会えてよかったと思っています。だから、このブログを読んでくれた、先生や学校が嫌いな方も少しずつでも先生・学校の良い所を見つけられて少しでも楽しい学校生活にしてもらえたらなあと思い書かせてもらいました。
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