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ただ話を聞いてほしい

30年前性被害に遭った事が今でも私を苦しめる
visibility185 edit2025.02.10
今から約30年前、私が小学5年生の6月に私は性被害に合いました。私の家の隣にある神社の林で。
帰宅途中、もう家の前あたりで、大型トラックに乗ったくすんだ金髪の男に道を教えて欲しいと声をかけられました。
男は車に乗る様に言いましたが私がそれを拒否した為、車から降りて来て、道がわからないから詳しく教えて欲しいと言い、私を神社に連れて行きました。
日頃から困ってる方に親切にしなさいと言われていた私は本当に困っているんだと思い、男に従って神社に行きました。
神社の林に入ると男は、私に家に親はいるのかと尋ねました。
私は正直にいないと言ったら、
急に体を触らせて欲しいと言い体を触り始めました。下着の中に手を入れられました。
私は体が動かなくなって、声も出なくなってただされるがままでした。
触りながら、生理はきているのか?と尋ねられ、私は首を横に振りました。
すると男は私の下着を脱がせ、立ったまま背後から挿入しようとしました。でも何度もやっても入らなかったので、次は地面に寝て足を開く様に言われました。
自分が何をされているのか全くわかりませんでしたが、とにかく怖くて必死に寝るのを拒否しました。
すると男は今度は写真を撮りたいと言いました。
わたしが首を横に振ると、お金をあげるからとしつこく言いました。男は車にお金があるから取りに行くと言ってその場からいなくなりました。私はその隙に全速力で家に帰り、シャワーを浴びて体を洗いました。
その日、父と母は叔父の結婚式で県外に行っていて不在でした。家の隣には祖父母の家がありましたが、被害の事を言えませんでした。
結婚式から帰って来た両親にも言えませんでした。
その週の土曜日の帰りの会で担任の先生から学校で知らない人に声をかけられたらすぐ先生に相談しましょうと注意喚起がありました。
何度も言おうと思いましたがやはり言えませんでした。
怒られるのが怖かったからです。きっと私が悪いと怒られる、責められると思いました。ついて行った私が悪いんだと、そう思っていました。
中学生になり、自分が何をされたのかわかりました。それから男性、特に髪を染めている若い男が苦手になりました。人が苦手になり、信用できなくなりました。
自分がとても汚れていて無価値な人間の様に感じ、どうにか価値を見出したくて、勉強を頑張ったり、良い子を演じたり…、親や家族が望む様な進路にしたり…
時間が経てば忘れられる、いつかきっとこの苦しみから解放されると思ってましたが、ニュースで性被害事件を見聞きするたびに思い出して苦しくて苦しくて、あの日の自分をまだ責めています。
そして加害者の男が憎くて仕方がありません。
実家には私が性被害にあった日の日付がはいった叔父の結婚式の写真が飾ってあります。
どうかわたしの様な苦しい思いをする方が減ります様に。本当に辛いから。
タイムマシンがあったらあの時の私を助けに行きたい。
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