あかつきの日記『背負わず、引くのは本当にだめですか?』

24/6/14(金)

夏のシーズン、
水分補給の必需品の一つが「水筒」。
しかし、「水筒の斜め掛け」が
危険視されている。
転倒した際、内蔵に深刻なダメージを
与えてしまうためだ。
特に子供は尚更注意が必要とのこと。
取り出す手間はかかるが、
水筒はカバンやランドセルに入れて
持ち歩くことが推奨されている。

たしかにそれは正しい。
が、子供、特に小学生について。
様々な教材や文房具の詰まったランドセルに、果たして水筒を入れるだけのスペースが
あるのだろうか?
(今の小学生の持ち物事情等を正確に
把握できていないため、
的外れな見解かもしれません。
予め断っておきます。)

かつて、ランドセルのキャリーケース化が
激しく非難された。
しかし、これは小学生の気持ちを無視した
無知な大人の偏見だ。
いくら教科書の電子化は進んでいるとはいえ、
それだけで荷物の軽量化には
つながっていない。
加えて、リコーダー、ピアニカ、
習字セットなど、ランドセルに入れられない
教材道具は結構重くて両手だけでは
足りないことも…。

そのため、水筒は体に掛けたり、
ピアニカはランドセルの蓋で
強引に挟んだりと、小学生の子供たちは
色々と持ち方を工夫する。
が、それが子供のケガ、事故などを誘発する
遠因であると思う。
だからこそ、水筒やたくさんの教材道具を
持ち運ぶ負担を軽減する「キャリーケース」
のようなアイテムが小学生にも必要だ。

「小学生はランドセルを背負うのが当たり前」

本気で子供の安全を考えるなら、
そんな大人の勝手で一方的な
偏見による誤った義務を、
子供に押し付け背負わせるべきではない。
一步引いて、子供の通学の様子を観察し、
当人達の気持ちをよく知って理解して
改善していく必要がある。

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