生きることの中に、休むことも何もしないことも含まれる。
edit2017.06.18 1,458
生きることをあなたはどんな風に想像しますか?
私は、学生の時ならば、勉強したり、部活をしたり、毎日学校に通うことでした。
社会人になってからは、仕事をしたり、休日に誰かと遊びに行ったら、はたまた仕事の為に勉強したり。
そう、『何か行動している』ことが、私にとって「生きる」とイコールでした。
だから、休むことは、仕事や学校に行っている時の休日ならば許されるけど、仕事に就いていない時には、早くどこかに決めないと、『生きてる』感じがしなかった。
むしろ、『生きていてはいけない』そんな風に感じていたかもしれません。
でも、今の私は何もしていません。
無職で1人暮らし。貯金がなくなれば、それで終わりかもしれません。
毎日、思いついたところに行き、やりたいことをやり、過ごす日々。
でもそれでも、本を読んだり、美味しいものを食べたり、自分の好き勝手やっていることも『生きること』です。
もっと言うなら、全く何もしないことも、生きること。
なにも考えていなくたって、一度頭を空にしたその後、なにを思いつくのか、何か閃くのは、それは誰にも分からない。
何かするのも何もしないのも、どちらも生きる上で取らなければいけない大切な時間だということに、私はこれまで一度も、きちんと自覚したことがなかったように思う。
次に全力で動きたいのなら、全力で全く何もしない時間は、準備期間として、とても意味のある時間。
昔だったら、今の私は『生きていない』に入ったでしょう。
多分、『早く仕事探せよ!どーするんだ?!』とか、自分を煽っていたんだと思います。
煽る理由は、お金のこともあるけど、変な話『世間に顔向け出来ない』『親になんか言われるでしょ』みたいな、今考えると、自分の為ではない、他人の為。
思えば、『どーでも良いこと』でした。
行動しなければ怖い。動いてなければ怖い。
そんな私が『動かず休む』選択は、未知の世界。
でも、好き勝手なりながら、自由の意味を思う存分味わったり、休むことで体がこんな風に変わって行くことを感じたり、本を読むこと。
これは、立派に生きていることであり、むしろ『成長している』こと。
美味しいものを美味しく食べられるようになることが、例え『改善』したことであっても、一度ダメになったものが復活することは、私にとっても成長なんです。
仕事で辛かったことも、苦しんだことも、立ち止まっているように見えたことは山程あるけど、あれもあれで成長だったんだな、と思います。
違いは、楽しく成長することと、苦しみながら成長すること、の違いなような気がする苦笑
でも、どちらが良い、悪い、とか思わない。
ただ、今の私は、やったことがないことをやっている。
行きたいから、フランスのラベンダー畑を見に行くけど、帰って来てその後に自分の生活がどうなるかは、考えたくないから考えてない。
でもね、悲観的な未来は感じない。
今まで、お金か周りの目か、何かに追いかけれるように、会社辞めたら早めに行動して、ひたすら面接受けて、落ちて、探して…その繰り返しの中で、私はちっとも幸せでもなんでもなくて…。
じゃあ、逆のことをしてみようって。
それで、敢えてその世界が、本来危険なのに、恐怖を感じずに生きていたら、どうなるんだろう?って。
敢えて、今までと逆のことをしている。
それで今、変わってきているのは、自分の体。そして余裕の出て来た心。
朝は未だにまだまだ起きられませんが(^-^;
それでも、休んでいる今『生きている』と自分を認められるのは、嬉しい。
動いていない自分を、自分が受け容れられることが、心から嬉しい。
そうしてもうすぐ叶えに行く夢も、どうやらそんなに簡単なものではなくて、色々な挑戦や、新しいことが待っていそう。
また成長するんだろう。
新しく、何かが変わって行く。
自覚していなくても、振り返れば、きちんと成長して変わっていることは、よくあること。
今の自分の行動が、どんな風に何に繋がっていくかは、自分でも分からないけど、どちらの道が自分に合っているのか、心地良いのか、今の感情を感じ取るとよく分かる。
違う道を選ぶことだって、本当は恐い。
でも、意外に選んでみたら心地良かったり、意外に恐くなかったり、意外にビックリする道が待っているかもしれない。
そんな自分の可能性に賭けてみたくなったら、行動してみたら、人生振り返った時の、楽しい一事件とかになるのかもなぁ。
今は、自分にとって最悪の事件だったとしても、時間が経てば解釈も変わる。
「人生はドラマだ」なんて言葉が本当なら、『意外』なことが起こることを、私は心のどこかで期待しているんだと思います。
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