看板スタッフとしての、2年4ヶ月
visibility1,490 edit2018.03.31
看板スタッフとして、ココトモハウスでやって来た。
看板スタッフ、オハナは、今日が最後です。
今日で、看板スタッフを辞めます。
とは言いつつも、最後にやることはもう一つしかなくて、『感謝』しかありません。
自分に感謝、周りに感謝、スタッフに感謝、利用者に感謝。もう会わなくなった人達にも、全てに、心から感謝しています。
だから、ココトモサイトであるここで、最後のやること『感謝』をしたいと思いました。
初めてスタッフとして関わった時には、今のコンセプト『やりたいことを叶える』とかは全くなくて、私は頼まれた側として、始めました。
頼まれた側だったけれど、そもそも、「自分のやりたかったこと」であり、カウンセラーとしても歩み始めていた当初で、とてつもなく嬉しかった。
やる気満々で、緊張して、お金の扱いにも気を払いながらも、やり始めた訳ですが…。
想像以上に、とーーーーーっても大変でした。
滅多に泣かない(泣かない)私でも、何度か泣いたり、終電逃して話を聞いてもらったり、悩んだり、試行錯誤の日々。
人に傷つけられたことも、相談できなくなったことも、人が怖くなったこともありました。
でも、そんな時でも、必ず『だれか』は味方でいてくれた。
孤独。そんな風に思ったことがあったとしても、必ず誰かが守ってくれました。
それは、同じスタッフだけではなく、利用者さんもそう。
何気ない一言、思わぬジャンルの話からおしゃれアイテムを発見させてもらったり、ずっと悩んだことに終止符を打ってくれたら、私の本当の姿に気づいてくれたり、新しい知識を教えてくれたり、同じ経験をしていて苦しんでいたり、新たな繋がりをくれたり…。
どんな想いをしても、常に誰かがいてくれたことは、この先を生きる上でも大きな自信になった気がします。
誰がいてくれる人はコロコロ変わることがあるとしても、ココトモハウスの看板スタッフを通じて『人』はずっと側にいてくれるんだなぁということを学んだ気がします。
こう生きなきゃ、こうしたい、頑張らなきゃ…スタッフとして、私がやりたいこと、必死で頑張っていたこと、それがもう出来なくなってしまう。
そんな恐怖に駆られた時も、『いいよ、私がやるから』と手を差し伸べてくれる人がいたり…
あぁ、独りで生きる必要ないんだなぁと感じたり。
スタッフとしてやって行く中で、何度か心の限界を迎えた時も、『いいよ、話聞くよ』と、毎週変わらない私の、進まない成長しない私の話を聴いてくれた、『オハナ会』とかも…。
無理していることを理解してくれる人がいる。私が遠慮しても、気づいてちゃんと話を聞いてくれる人がいるんだと思いました。(そもそも、私が助けを自分できちんと?求められれば良いのかもしれないけど…)
アロマ講座、個別相談、他イベント、看板スタッフとしてやってきたことは全てもうやりません。
対面相談や、生活習慣改善コース、あとはこのブログは続けていくつもりだけど…。
『お喋りムードメーカー オハナ』は、今後は1利用者として、やっていくんだなぁと、感慨深く感じます。
自分よりも、利用者さんや他スタッフのほうが、自分のことを見えていたり、なんてこともあって。
色々な人と関わると、いろんな自分に出会えるし、知らないところに連れて行ってもらえる。
『旅行』みたいだなぁと、前にもブログに書いたけど、今もそう思います。
人と話すだけで、知らない世界に行ける。
旅行みたいな想いができる。
どこにどんな旅行に行けるかは、その日来た利用者さんと、自分次第。
何が起こるか分からなくて…。
看板スタッフは、そんなミステリー旅行みたいなものだったのかもしれません(笑)
その分、その楽しさの5倍位は、自分の振る舞いに悩んだり、指摘に悩んだり、ここには書けないことも沢山あります。自分のここにいる意味や意義が分からなくなり、変わっていく自分自身にも悩んだらしました。
色んな人に支えてもらったのに、ちゃんと面と向かって挨拶出来なかった人は数えきれなくて…。
それが、したくても自分の気持ち的に出来なかったことも、正直悔やまれるけど。
罪悪感を感じていても誰も幸せにはならないし、私がずっとしていくことは、きっと『ありがとう、と思い続けること』のような気がするので、これを書いている時も、この先も、ずっと感謝していきたいと思います。
色んな人が、私がスタッフでいることを、頼りにしてくれたり、私について性格や外見、気付かないところ、意外なところを教えてくれたり、私が喜ぶだろうと何か持ってきてくれたり、私がずっと悩んでいたことに光をくれたり…
その他沢山のものをくれました。
同じスタッフも、話を聞いてくれたり、オールしたりカラオケしたり、バカなこともして(笑)とても楽しかった。
誰かに尽くす。それだけでスタッフは続けられないし、私はそれこそ、数ヶ月ではなくて1年近く、本当は色々悩んでいて、この日に近付いていたような気がします。
最初の頃と、今は、全く違う。人も、自分も、場所も。
居場所は、人が作るものなんだと。
様々な経験で、改めて感じました。
看板スタッフとして、そこにいる人が、居場所を作っている。
でも、『看板スタッフとして』ではなく、『人として』という想いでそこにいることも大切で、本当はバランスをとるべきで、そうする中で『居場所を作る看板スタッフ』は務まるのかなぁ?なんて、思いました。
ココトモハウスは、その場所と、こうした看板スタッフと、看板スタッフを本人よりよく見てくれる利用者さん、このバランスがあって初めて成り立つのかもしれません。
ココトモハウスのスタッフをしていて、とても自信が付いたと共に、私はどこへ行っても独りになることはないんだなぁと分かりました。
それは、スタッフとの繋がりがこの先もあるから、ではなくて。
1人になっても独りになることは、きっとない。
そんな、気持ちです。
そんな気持ちは、ココトモハウスや私に関わってくれた、これまで会った全ての方から、教えてもらったことのように思います。
看板スタッフオハナは、皆様に支えられたと共に、これまで知らなかった『自分』を沢山教えてもらえました。
誰もが私の『先生』でした。
看板スタッフとして、1つの大きな『旅行』は一区切りです。
またハウスには行くだろうし、他の活動もして行くけれど、また今日から新たな旅行に出掛けます。
今まで、目に見えるもの、目に見えないもの、沢山のプレゼントを私にくださり、本当に本当にありがとうございます。
全てのことが、感謝で、嫌なこと苦しかったことも、今は幸せとして、私の中に集約されてしまっています。
全てが幸せな経験で、思い出です。
目に見えない「愛情」を沢山貰えました。
これまで本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
まだまだ会う方々、会える方々、ココトモであってもそうでなくても、今後ともどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
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