自責の強かった私が、涙を流すことで得たもの

はじめまして(^^)

ココトモメンバーになったばかりの「れん・七味」といいます。

最初に少し自己紹介をさせていただきますね。

私は10年程前、心療内科に5年間お世話になりました。

重度のうつ病、パニック障害、不安障害…庭の外に出るだけで、激しいパニック発作が起きるような体になってしまいました。

そんな当時の私は、感情を感じることができなくなっていました。

人からバカにされたり、傷つけられても、うまく悲しむことができなかったんですね。

悲しむ代わりに何をしていたかというと、

【自責】です。

自分はダメな人間だ、と自分をいつも責めていました。私が悪いから、こうなったんだ、と。

そうやって自分を責めるというのは辛いことのはずなんですが、長年のクセで、そうせざるを得なくなっていたんです。

何かあるたびに、自分を責めてきた。

辛いのに、やめられない。

 

なぜでしょうか?

私が、自分を守るために、それがベストな方法だと学習して、そのようになったんですね。

悲しんでも怒っても誰も助けてくれなかったから…。

諦めの感情が、うつ状態、無気力を生み出していたのです。

 

私はそんな中で、あるときこんな風に自分に語りかけました。

「私だって、無気力になりたくてなったんじゃない。自分のことをダメだと思いたくない。でも、そう思わないと生きていけなかったんだ。生きていくために、必死で身につけたやり方だったんだ。

本当は、泣きたい時も、怒りたい時も、我慢してきた。辛かったね」と。

そうして、自分のために泣いたんですね。

何かあった時、心にチクッと違和感があった時、自責が出てきたときには、

「自分を責めなくていいよ。私はいっぱいいっぱいだったんだよ。大丈夫、辛かったら泣いていいんだよ」と。

最初は、うまくいきませんでした。自責の声の方が大きくて。

でも、自分の気持ちに寄り添うことを心がけることで、少しずつ、少しずつ、自分の感情を感じる力が戻ってきました。

何が嫌で、何をしていると嬉しくて、楽しくて…と。

喜怒哀楽は繋がってますから、悲しみや怒りが放出されると、楽しいことや嬉しいこともうまく感じられるようになるんですね。

こうやって私は、自分のためにたくさん泣いて、そうして「本当の、私の感じ方」を取り戻したんですね(^^)

 

 

そして、また立ち上がろう、幸せになろうと思えたのです。

涙の中で育つ木

最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント一覧

全1件
  1. schedule2020.12.30

    ぬい

    自分を守ってきたこと
    それを手放すことはとても勇気が要ることなのかなと感じました
    少しずつ自分の鎧を外していくのには時間と環境が大切なのなかなと感じました

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