自責の強かった私が、涙を流すことで得たもの
edit2020.07.12 1,624
はじめまして(^^)
ココトモメンバーになったばかりの「れん・七味」といいます。
最初に少し自己紹介をさせていただきますね。
私は10年程前、心療内科に5年間お世話になりました。
重度のうつ病、パニック障害、不安障害…庭の外に出るだけで、激しいパニック発作が起きるような体になってしまいました。
そんな当時の私は、感情を感じることができなくなっていました。
人からバカにされたり、傷つけられても、うまく悲しむことができなかったんですね。
悲しむ代わりに何をしていたかというと、
【自責】です。
自分はダメな人間だ、と自分をいつも責めていました。私が悪いから、こうなったんだ、と。
そうやって自分を責めるというのは辛いことのはずなんですが、長年のクセで、そうせざるを得なくなっていたんです。
何かあるたびに、自分を責めてきた。
辛いのに、やめられない。
なぜでしょうか?
私が、自分を守るために、それがベストな方法だと学習して、そのようになったんですね。
悲しんでも怒っても誰も助けてくれなかったから…。
諦めの感情が、うつ状態、無気力を生み出していたのです。
私はそんな中で、あるときこんな風に自分に語りかけました。
「私だって、無気力になりたくてなったんじゃない。自分のことをダメだと思いたくない。でも、そう思わないと生きていけなかったんだ。生きていくために、必死で身につけたやり方だったんだ。
本当は、泣きたい時も、怒りたい時も、我慢してきた。辛かったね」と。
そうして、自分のために泣いたんですね。
何かあった時、心にチクッと違和感があった時、自責が出てきたときには、
「自分を責めなくていいよ。私はいっぱいいっぱいだったんだよ。大丈夫、辛かったら泣いていいんだよ」と。
最初は、うまくいきませんでした。自責の声の方が大きくて。
でも、自分の気持ちに寄り添うことを心がけることで、少しずつ、少しずつ、自分の感情を感じる力が戻ってきました。
何が嫌で、何をしていると嬉しくて、楽しくて…と。
喜怒哀楽は繋がってますから、悲しみや怒りが放出されると、楽しいことや嬉しいこともうまく感じられるようになるんですね。
こうやって私は、自分のためにたくさん泣いて、そうして「本当の、私の感じ方」を取り戻したんですね(^^)
そして、また立ち上がろう、幸せになろうと思えたのです。
涙の中で育つ木
最後までお読みいただきありがとうございました。
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