子どもの感情を受け入れたい

「人と比べてはいけない」

子どもの頃、よく母に言われていた言葉です。

大人になった今なら意味も分かるし、人と比べたって意味はないし、どうせ比べるなら過去の自分と比べてどれだけ成長したかを確認したい。そんな風に思います。

けれども、子どもの頃は人と比べてしまう自分ってダメなんだ。と自己否定感でいっぱいでした。

比べないでおこうと頭では考えているのに、気づけば誰かと比べてひとりで勝手に落ち込んでいたんです。自信が持てないせいか、褒めてもらえることがあっても、素直に受け止めることができませんでした。

今振り返ってみると自己肯定感の低い子ども時代を過ごしてきたと思います。

自分自身のことだけでなく、自分の持ち物も周りの子と比べて、なぜだか自分の物が劣っているような気がしていたんです。

友達が持っている可愛い文房具が羨ましくて、買ってほしいとお願いしても

「お友達のものと比べちゃダメ」

と言って買ってもらえなかった記憶があります。

文房具が足りなかった分けではないので、親としては不必要なものを買う必要はないって言いたかったのでしょう。

でも、当時の私は、欲しいものを買ってもらえなかったことより、可愛い文房具がほしいと感じている私の思いを無視されたような気がして悲しい気持ちになりました。

母となった今、子どもの希望に答えるかどうかは別として、まず子どもの感情をそのまま受け入れることが大事なんじゃないかなと思うようになりました。

楽しい、嬉しいといったものだけではなく、親が受け入れにくい、羨ましい、寂しい、自分だけ構ってほしい、自分に自信が持てないといった感情もです。

私自身、小学生の息子が3人いるのですが、自分に余裕がないと子どもの感情って受け入れることが本当に出来ないんですよね。

我が子が自分に自信が持てなくて辛いと言ってきたとき、すぐに「大丈夫だから自信を持ちなさい!」なんて言わず、まず「自分に自信が持てなくて辛いね」って言える母親になりたいのですが、難しくって実践できていません。

感情を丸ごと受け入れる

なかなか難しいのですが、子ども達にも自分自身にもしてあげたいなって思っています。

 

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コメント一覧

全1件
  1. schedule2024.12.13

    退会したユーザー

    はじめまして、よしちゃんといいます。

    ひまわりさんは、子供達の感情も自分自身の感情も丸ごと受け止めてあげられたらと思っているんですね(^^)

    お話の最後に『子ども達にも自分自身にもしてあげたいなって思っています。』とありましたね。そう思うということは、ひまわりさんは、子供達のことや自分のことをとても大切に思っているんですね。どうでもいい人に対して、そんなことは思ったりはしないですもんね。

    感情を丸ごと受け入れるという行動自体に注目すると、できたかできなかったかに囚われがちだし、難しく考えがちになるのかなぁと感じています。

    行動はその思いの表現で、そのように現れる一つの形でしかないですよね。どのような形を望んだとしても、ひまわりさんには子供達や自分を大切に思う心は、そこにすでにあるのですから、まずはその思いをそのままその眼差しに変えて、自分や子供達に届けてみてはと感じました。

    形にばかりこだわると、そこにある思いに気づきにくくなってしまうのではと感じています。心の方に目が行きづらくなってしまうのではと感じています。僕はそこに、ひまわりさんの矛盾を感じました。

    そこにはせっかく、大切に思う気持ちがあるのですから、その気持ちに目を向けてあげられないととてももったいないですよね。

    ひょっとすると、お母さんも、お母さんにある矛盾に葛藤していたのかもしれませんね。人と比較するのはダメっていうものは、比較する人と比較しない人を比較した結果生まれてくるものでしょうからね。

    それでも、そこにある心はひまわりさんを大切に思う気持ちだったのかもしれないですね。不必要なものを買わないことも家計を管理することも、その人のためになることですしね。お母さんの場合は、比較するのはダメという形に嵌まってしまった結果だったのかもしれないですね。

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