私の安心材料
edit2023.08.08 697
幼少期から私には柔らかい布を触る癖がある。いわば赤ちゃんの持つガーゼのようなものである。今年で24になる人間にこんな癖があって正直恥ずかしいのだが、安心するのだ。ただ外でそんなことやるわけにはいかない。そこで私が大人になるまでに考え出した「安心する持ち物」について今回は書かせていただきたい。
まず、楽器を演奏するとき以外常に身につけているのが指輪。別に何か効能があるものではないのだが、これがあれば大丈夫みたいなお守りとして身につけている節がある。誰かに買ってもらったものではない。自分で気に入って購入したもの。
次に、半透明のサイコロ。これこそ意味が分からないと思うのだが、私はとんぼ玉が大好きでそのサイズ感+その透明感を気に入っている。ただとんぼ玉はころころと転がって行ってしまうので、いつかポケットから落としてしまいそうで怖くて持ち歩けない。そこで編み出した代用品が、半透明のサイコロである。心がざわざわした時に光にかざすとキラキラ光って安心する。それに何かに迷ったら転がして物事を決めることができる。まあ私は自分の意思で物事を決めることをモットーにしているので、使うことはないのだが。
その次が本。少し前まではミヒャエル・エンデの「モモ」を持ち歩いていた。時間を大切にできる気がして何度も読んでいる。スマホを見るより本を読む方が余計な情報が入ってこなくて気楽である。ちなみに最近は梨木香歩の「西の魔女が死んだ」。これは何年も前に母親が教えてくれた本で、読んでいると自分にもいつか魔法が使えるようになる気がしてくる。そして、自分を客観的にみる大切さみたいなものも学べる気がするのでこちらも何度も読んでいる。
これ以降は旅行や帰省など遠出するときにもっていく安心材料。
まずはぬいぐるみ。友達としていつも連れていくぬいぐるみが4体。記憶がない位幼少期に親からもらった熊のハンス、9歳の誕生日に親からもらったライオンのキンちゃん、一年前彼氏に買ってもらったカエルのげこじい、そして最近仲間に加わったのがポケモンのパモ。実は普段から話しかけていたりする。できれば引かないでほしい。
次に、最初に書いた柔らかい布とトンボ玉。トンボ玉を柔らかい布で包んで持っていく。実家にいるときや旅行先の部屋、夜寝るときにその柔らかい布でトンボ玉を磨く。
ぬいぐるみも布もリアルの友達にはとてもとても言えないくらい恥ずかしいのだが、ここならいえる。すべて私の大切な安心材料。
私のキャラとして、男勝り、強い、さばさば、みたいなものがあるらしいので(実際全然そんなことないけど。)、ここに書いた安心材料の話など決してできないが、皆さんがここまで生きてきて生み出した「安心材料」があればぜひ教えていただきたい。
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