僕の半生〜青年期〜

『人を騙すくらいなら、騙されたほうがいい。』

そんな思いを純粋に持った少年だった。

根っからの性格から、いつからか

『自分の存在が輪に影響しないように、人との摩擦や衝突がなるだけ起きないように』

と思って生きていた。

子供の頃から『良い子』を演じて、『いい奴』であることを自分に強いて生きる。

今振り返ると思う。

『なんていじめやすいやつだったんだ』と。

強いくせっ毛、人より明らかにひどいニキビ肌、ふくらんだ体型、そういった青年期特有の劣等感を背負い、日々目をつけられないように、ただ平和に1日が終わりますようにと願い演じ、それでも他人に笑われたりいじめられたり。

いつからか、明日が来ることに希望なんて持てなくなってた。

それでも続く日々、おとずれる次のステージ。

『良い子の歩む道から外れないよう』進む。

明日の、自分を取り巻く世界が波風なく穏やかであるように。

 

自分の本当の思いは、いつも後回し。

それでいい、それでいい。

 

 

そうして歩んだ18の春。ついにここまでの負荷が心にヒビを入れた。

明らかに自分がおかしくなった感覚。

日々の苦痛感が限界を迎える。

『強迫性障害ですね。』

そこからコイツとの付き合いが始まった。

 

今思えば⋯

なんでそんなに自分に厳しかったんだろう?自分に優しくできなかったんだろう?と思う。

自分をいじめたやつ、虐げたやつ、そんなやつらへの思いはさておいて、自分が自分を追いやってしまったなぁと後悔している。

 

青年期の自分に、

必死こいて毎日を生きている青二才に、

今の僕はこう言いたい。

『よくがんばって生きてきたな。君のおかげで今の俺がいる。ありがとうな。』

『18歳からの君にもたくさんの波が君を飲み込んでいくけど、あきらめんかったら人は変われる、未来を拓ける。君はそれを証明していくねん。大丈夫、自分を信じてとりあえず歩け。』

『あんまり良い子ちゃんでおらんでええねんで。ホンマの君で在ればええねん。俺は知ってるで、君はそんな型にはまったような良い子ちゃんちゃうし、そっちのほうが君らしいから。』

と。

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