母を失ってつらい理由

445 2 うさこ 2024.05.13

昨日患っていた母が亡くなってしまった。しかも母の日に…。テレビで母の日と耳にするたびつらかったのに…。夕方病院から心臓が止まったと電話。無理な延命はしないという同意書のせい？それとも今日あたり私が電話してみればよかったのか？何日か前夕方に爪を切りそうになって、頭に親の死に目に逢えないという迷信がよぎったりしたけど…。
タクシーもなかなか空いてない時間帯なのか、病院に着いたのは1時間たってからだった。母はとうに冷たくなっていた😢
母は８５歳で、亡くなってもおかしくない年だ。でも…、何もなく平和だったら、編み物を上手に編み、花を愛で育てて、朗らかに過ごしていられたはずなのだ。
11年前に父が亡くなり、兄は精神疾患で私と母とトラブルになってから、失踪。私は膠原病で免疫抑制剤を飲む為免疫弱く、感染症となり右足人工股関節に菌が入って、手術してから足が悪くなった。それでも母は一人で引っ越ししたり、私が入退院するたびに電車とバスをのりついで、病院に通ってくれた。
そのおかげで、私のぐあいも落ち着いたおととしごろ、母は持病の心臓病の主治医によって、不安になってしまう。飲んでいた薬を急にやめると言われると、母は素直に従ったが、心の奥ではかなりショックだった。数ヶ月くらいたち、体の不調を訴え、胃腸からの出血で入院。でも持ち前の明るさと我慢強さで、大腸検査スムーズで先生にほめられたと言い、わりと早く退院した。だが、それは本当は心のSOS。年が明け、昨年の4月頃から、心臓の不調と夜眠れないとを訴えるようになる。主治医への不信から、違う医師にかかったり、不眠に怯えマイスリーという睡眠安定剤を飲まずにいられなくなる。救急車をしょっちゅう呼ぶようになった。体の不調というより、心からであったけれど、主治医がそれできちんと向き合おうとしないので私も主治医に不満が募った。
そのうち母は、体つらく通院をできないと言い通院しなくなり、困り果てた結果、往診するという定評の医師に主治医を打診。しかし、その医師は歩けるなら往診でなく、診療所で診察だと言う。以前の医師よりは親身な気がしたので一応はかかりつけ医になってもらう。
マイスリーを飲むと依存性があり、効き目がだんだん弱くなるので、私は心療内科に連れて行きたかった！副作用からか、頭重いと訴える。やっと1回心療内科行くが、私期待するようなカウンセリングはまた別で、薬を処方するだけ。でも薬良心的な感じで、これならマイスリーやめられるかもと、私のみ薬もらいに通う。
そのうち、処方された薬で眠れるようになって、マイスリーはなんとかやめることができた。ただ頭重いのと、体の不調訴えて外出はしたがらない。仕方なく内科、心療内科私が薬もらいに行く。
好きな編み物なら癒されるかと、私は必死で毛糸を買いに行った。だけどだんだん編み物もつらいという。私が出かけると、早く帰ってきてほしく、また台所に行って、部屋にいないと不安がる。
普通なら心浮き立つクリスマスが近くなった頃、私の心は重かった。母また眠れなくなってきた。でもやはり医者に行けず。私は薬を取りに行ったり、これからの年末の予定をあれこれしつつ、疲れはてた。それでも、クリスマスケーキ予約し、生協に正月の品注文した。いつもの年のつもりが、ある日母の訴えに限界だと、私の心が悲鳴をあげた。その次の日、私は高熱と悪寒にみまわれ、おなかがはって尿が出なくなり、救急車を呼んだ。
私だけ行って、母にはうつなので、家にいてもらい、一人でもいいよう支度した。でも、救急隊員の人、母も来ないとだめだと言う。結果母付いていってくれたが、病院着くと、まさかのコロナとの診断。その時、飲み薬の治療なら自宅でもいいと聞いたが、私は果たしてそれで大丈夫か不安だった。が、母は心配だったので、包括センターに様子みてもらう事に。そして、ここでコロナとの診断の為、果たして正しかったのか、持ってきたはずの私の荷物を母が皆持ち帰ってしまった！その中に私の携帯電話があった。いつも入院時には、これで母と連絡を取るのだ。それがない!病棟で母にかけてもなかなか通じないので、なんとか必死に訴えて私の携帯電話送れないか検討していた…。だけど、時すでに遅し。母、家の中で転倒して肋骨折り、コロナにも感染。私と違う病院に搬送された。私は帰りたかった。年末だったし、まだ完全に私のコロナは治ってないのか退院してよいと言わない…。12月19日に入院して、なんとか退院したのは1月13日だった。
退院してやっと母の所ヘ。尿管取れたと聞いていたから、回復していると思ったのに…。誤嚥性肺炎で食事が取れない状態で、酸素をボンベで吸入。
ここでは、まだ嚥下リハビリして、なんとかトロミで飲み物。ただ栄養とれないため、首から静脈栄養を入れるという許可をした。
救急病院には長くいられず、近くの病院に移りたかったが空いてないと、市外の病院に仕方なく移った。
着いてすぐ、院長先生がレントゲン見せ、「肺に水たまっている。」という。前の病院でそんな説明なかった！なので一生懸命ネットで調べたら、酸素送る事で治療というので、なんとかもしかして治ると思った。
だけどだめだった…。誤嚥がやはりあって、水も飲めなくなった。
母の、舌を出してくちびるを必死になめようとし、…今でもその姿が忘れられない。
亡くなる前、何か一口でも、口に入れてやりたかったし、家に帰してやりたかった❗️
何も親孝行できず。私が母を殺してしまった❗️

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