私がパワハラを一応克服した方法
visibility1,833 edit2023.01.03

はじめまして。
初めてのブログですので、体裁が上手くいかず、文章も回りくどかったり、ちょこちょこ修正をいれるかもしれません。どうぞよろしくお願いします。
私は、グレーゾーンパワハラを受けました。一応、解決してもらいました。
ご参考になるかと思いますので、書いてみます。本文はとても長いです。
辛い内容が多いので、
今パワハラを受けて苦しんでいる人向けではなく、
職場で辛いと感じ始めている人、パワハラ・グレーゾーンを経験していて少しだけ悩み始めている人、パワハラを受けている人を助けたい人向けの内容になります。
*あまり詳細に書くと正体がバレてしまうので、細かいところは事実と異なります。
【加害者について】
・社員。ある仕事を5年以上している。
・その仕事は、その人の本来の職責とは違う仕事。
・今までも数人と諍いを起こしてきた。
・彼女のところに情報がまず集まることになっていたため、情報を他人に渡すかどうかは、彼女次第。優越的地位を利用したパワハラと言える。
・プライベートについての会話は、私が警戒してあまり話さないようにしたものの、特に問題なく、普通に会話できた。
【私について】
・非正規雇用。
・彼女とは別の部署。しばらく本来の職責をしていたが、彼女と同じ仕事を依頼され、し始めた。
・本来の職責が7割ほどを占めていた。
【パワハラの内容】
・彼女のところに情報がまず集まることになっていた。その情報を社内に展開すべきなのに、展開しないことがある。
・情報が来ているはずなので教えてくださいと言っても、「来ていない」または「自分で考えて。そのぐらいできるようになることが、あなたのためになる」などと言って、教えない。
・頻繁に、メールや口頭でのちょっとした表現方法にかみついてきて、「それはいったいどういう意図なのですか」と糾弾する。例えば、「郵便を後で出しに行きます」と言うと、「後っていつですか?曖昧です」と言った感じで。
・私の仕事のやり方(成果ではなく)に、細かいところをいちいち(紙の折り方など)指摘する。
・事務所内でアポを取っていた時に、急に、来ても来なくてもどちらでも良いと言われた。それでしたら行かないですがよろしいでしょうかと言ったら、突然、「一人で仕事をさせるのか」と激高された。
・何かと「一緒に仕事しましょう」と言われた。二人で一緒にやる必要がない仕事だと思ったので、「今忙しいので後で一人でやります」とか、「宅配が来るので事務所で待機しないといけない」、と言ったが、その度に「私をなぜ避けるのですか」と言われた。避けているわけではなく必然と言ったり、無視したりして、しのいだ。
・仕事の引継ぎを受けた際、郵便切手の代金を決めるために重さを計測していた時、封をするセロテープを貼らずに測っていたら、すごい勢いで、「普通、貼ってから測るよね。何やってんの」と言われた。
この時、人生で初めて過呼吸になり、その場で倒れました。リモートワークの人がほとんどで、目撃者は1人だけでした。
この瞬間、いじめを楽しんでいると確信。反論しても意味がないので、パワハラを告発することを決め、すぐに準備に着手。今までの証拠を揃えて、説明する準備を約半日で行い、エージェントに連絡した。
・この直後、客先に書類を送付しておいてと頼まれたので、郵送した。すぐに、先方からその書類が間違っていると連絡が来た。その書類の作成者が知らないうちに私になっていた。「これもあなたの仕事なんだから謝っておいて」と言われ、正しい書類を送付・謝罪させられた。
【経緯】
・情報をもらえなくても、別の人に聞くなどして、何とかしのいでいた。
ある時、仕事量が増えるきっかけがあり、情報が余計に来なくなった。情報を渡さないだけでなく、私や他の人たちが情報不足の中で行った仕事について、細かいこと(住所書きの「様」の位置など)を指摘し、私や他の従業員を叱責したりバカにしたりすることが増えてきた。
・パワハラがひどくなった頃に、ひそかに録音することにした。ちょうどその頃、コロナ禍が来て、ほぼ、メールやチャットで連絡を取り合うようになった。今まで音声ではやり過ごしていたが、文字になったら、かなりキツイ言葉を掛けられていたことに気付く。
・他の従業員から、「キツいメールを彼女からもらい、泣きそう」という連絡が、私に届いた。大したミスではないミスに対して、強烈な叱責が書かれていた。
・メールやチャットは証拠に残りやすいので、証拠になりそうなものはすべて、出社した時に印刷して、証拠集めをした。
・証拠を揃えて、一度、労働センターに行ってみた。
・一か所目の労働センターでは、「非正規の場合は、まず、エージェントに相談してください、または法テラスに連絡してください」、とだけ言われた。証拠もあると言っても、見てもくれなかった。
・仕方ないのでもう一か所の労働センターに行ってみたら、証拠を見てくれた。労働局の人が、「この事例はかなりブラックに近いグレーゾーンなので、労働局がいつでも間に入って調停することもできる」、と教えてくれた。
・パワハラだけが原因ではないものの、ストレスチェックで引っかかった。カウンセリングを受けたところ、加害者が攻撃的性格だ、と教えてもらった。自分が弱いからではなく、加害者が悪かったのだと気付く。ただ、何とか我慢できていたので、我慢していた。
【パワハラ報告後の対応】
・エージェントに相談したら、「勘違いじゃないですか、我慢してください」、と言われました。「もう限界なので、労働局に行きますし、辞めさせてもらって結構です」、と言いました。
すると、エージェントから私の上司にすぐに連絡が行き、上司が会議を設定してくれました。人事も交えて、状況報告をさせてもらえました。
彼女は社員で、会社で欠かせない人材です。なので、翌日から、私が、彼女と関わる仕事から外れることになりました。
他の会社で言う、転籍とか部署替え、という措置に近いです。
私の仕事量は少なくなりましたが、顔を合わせたりメールのやり取りをすることは、ほぼなくなり、パワハラもなくなりました。
【感想】
・メールやチャットを印刷・写真やスクリーンショットにした証拠は、最強に効きます。パワハラ発言だけでなく、その前後の文脈も取っておくと、説得力が増します。
・私は結果的に録音はしなかったのですが、録音はパワハラ告発目的なら合法とする立場と、会社規定で不可と決められている場合は録音を禁止するという立場もあるようです。
何とかバレないように録音したいものです。
・私は、会社で陰湿なパワハラを受けたのは初めてです。今までの職場は、和気あいあいの職場もありましたし、そうでもない職場もありました。
・様々な方法で他人をコントロールする人が、存在します。「あなたのせい」「あなたのためを思ってるの」といったあたりが、サインです。洗脳みたいなものなので、その波に巻き込まれないことが大事だと感じました。
・パワハラが起きる職場は、パワハラが起きやすい文化があると思います。
私が今まで和気あいあいの職場が多すぎたのかもしれないのですが、
今回の職場は、わりとギスギスしていて、性格的にキツい人が多いと感じます。
そこそこ喋れる従業員に相談したところ、私が反撃しないからだとか、気が弱いからだ、と言われてしまい、二重に苦しむことになりました。実際そうなのですが、加害者は、立場が上の人には媚びて、上手くやっています。
・そういう職場に来てしまった場合、自分にできることは、ほとんどないと思います。
怪しげな人・他人をコントロールしそうな人・合わなそうな人からは最初から距離を置く、自分の職責でない仕事は、頼まれても忙しいと言ってできるだけお断りする、などで、凌ぐしかありません。
ただ、非正規の場合、仕事を頼まれた時に断ると、契約を更新されない確率が高くなるので、難しいところです。
・パワハラの中でも、仕事で使う情報をもらえないというのが、一番辛かったです。情報が存在するかどうかも分からない場合、暗中模索の中で仕事をしなければならず、その結果、何だか不完全な仕事っぷりになってしまいました。
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