孤独と孤立の違いについて

かつて、私の心の中にはずっと鬼婆がいました。

なまはげのような面を被った女が小さな子どもの手を引いています。

小さな子供は白いワンピースを着ています(でも男の子だか女の子だか判別がつきません)。

鬼婆は片手に持った鞭で時おりその子を叩きます。

そんな鬼婆が心に住んでました。

私が何か失敗するたびに鬼婆はその子を痛めつけます。

「バカ」「ウスノロ」「間抜け」「役立たず」

「〇ね」

そんな言葉も飛んできます。

 

孤立というのはこういう状態。

一人でいるのに、心の中に自分を痛めつける他者がいる状態なのだそうです。

怖い声、あなたにも聞こえませんか?

一方、孤独というのは心の中に誰も住んでいない状態。

自分しかいない状態。

しん…と静まり返っています。

寂しくはありますが、そこにあなたを痛めつける他者はいません。

孤立から孤独になってから、ようやく心は回復に向かいます。

 

では、どうやったら孤立から孤独に移行できるのでしょうか。

心の内側の他者は心の外側の他者を映したものです。

心の外側の他者、つまり現実の他者ですね。

現実に言われたこと、されたこと、無言の圧力などが影響して心の中の他者ができあがり、私たちを嘲笑ったり怒鳴りつけたり痛めつけるのです。

どうやったらそれを黙らせられるのか。

どうやったら彼らを心から追い出せるのか。

心の外側と心の内側はリンクしています。

なので、失われた現実の他者との信頼関係を回復させることが、心の内側の他者をおとなしくさせる方法になるのです。

どうやって?

話を聞いてもらうことによってです。

 

傷ついた心を抱えたまま他者を頼って話を聞いてもらう。

怖いと思います。

心の中で罵詈雑言が吹き荒れている最中です。

他人が伸ばした手は全て自分を傷つける凶器に見えてしまいます。

残念ながら、差し伸べられた手すべてが救いの手になるとは限りません。

でも孤立したままでは心は疲弊するばかりです。

救いの手が差し伸べられたら、指先だけでもいいです、少しだけ触れてみてください。

それにも莫大な勇気が必要だと思います。

でもほんの少しだけ、できるだけでいいので、手を伸ばしてみてください。

誰かに話を聞いてもらってください。

それが他者を信じるきっかけになるかもしれません。

孤立から抜け出せるきっかけになるかもしれません。

 

「心の内側の声がうるさくなったら、誰かに話を聞いてもらった方がいい合図」

頭の片隅に入れておいてもらえたら嬉しいです。

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