離婚は戦争、と感じた話

なんだかんだいって概ね平和なこの日本ですが、実は日々どこかで激しい「戦争」が起こっていることをご存じでしょうか?その「戦争」は、かつて愛し合って一緒になった男女を中心に、子供、親戚、友人を真っ二つに敵味方に分け、それまでの愛と憎しみをお金に換算し、双方の誇りと生存をかけて真っ向からぶつかり合うというものです。それは一般的に「離婚」といわれます。

この3月に妻が家出してから、私はそのまっただ中におります。当初は何が起こったか分からずに、妻方代理人の弁護士に、これまでの妻への感謝、謝罪(といっても不倫も暴力もDVもしておらず、妻の冷たい態度に数回文句をいっただけですが)、そして未だに家族を愛していることなど手紙を書いてきましたが、代理人からの通知書には私が悪逆非道な人間であることが書き連ねられ、経済的にも理不尽な要求が示され、さらにそれに反論するとそれに倍する攻撃的な表現で送り返してきます。とても心が削られます。このままでは自分の精神がおかしくなってしまう、そう感じたとき、やっと気づきました。「これは、離婚という名の戦争である。」

そう感じた後、私は戦略を変えました。つまり自分にとって妥協できる離婚条件を提示しながら、「離婚しない方がお互いによりよい未来が描けるのでは無いか」との手紙を代理人弁護士に送りつづける、というものです。通常、弁護士を依頼して離婚を申し出てきた場合、99%は決心は変わらないそうです。状況は絶望的ですが、後からやらずに後悔するよりは、やるべきことはやろうと続けてます。

今を悩ませているのは、自分の中の「家族の一員としての父親の理想像」と現実のギャップです。長年自分のよりどころとしてきたこの理想像を、いよいよ捨てるときが来たのかもしれない、と思ってます。つらいことですが、私の人生もまだ続くので、新しい価値観で自分を捉え直そうと思ってます。じっくり考えていこうと思ってます。

同じようなお悩みの方で、周囲になかなかこういうことを相談する相手は見つからないならば、よろしければお声がけください。すこしでもよりよい自分自身の人生を、一緒に考えてみませんか?

 

グアポ

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コメント一覧

全2件
  1. schedule2023.07.09

    グアポ

    秋さん

    コメントありがとうございました。また、ご経験も含めた内容、とても参考になりました。私の離婚の方は、ほぼ条件も決まり、あと少しで合意して進められそうです。ここまで来るのに少々時間がかかりましたが、ある時、「ああ、自分の心にいた妻はもういないんだな」と気づきました。そこから頭の切り替えが可能になり、あれこれ悩まなくなりました。良い結末とは言えませんが、それでも自分の人生の立て直しに集中できるのももうすぐだと思うと、何やらほっとしてます。
    再婚には到底頭が追いつきませんが、それでも昔の仲間との遊びを企画したりして、妻の欠けた心の穴を埋めようと動き始めてます。まあ、男ばっかりなのがちょっと残念ですがね(苦笑)。色々新しい愉しみを見つけていこうと思います。
    また、最近は寝る前に「今日あったいいこと」を思い返してます。これやると心安らかに眠れるんですよね。秋さんにコメント頂いたこと、「今日会ったいいこと」に入れさせて頂きます。本当にありがとうございました。

    グアポ

  2. schedule2023.07.09

    はじめまして
    (文面からは暗さは感じませんが)お辛い、というか混乱の中におられるのでしょうか
    女性は総じて白黒ハッキリしたら戻らない傾向が強いようです
    やり直しが効かないんですね、残念ながら。

    どこかの宗教が「世界平和は家庭から」と書いていました
    また、知人は「ウチの奥さんを不機嫌にさせないことが世界平和につながる」と
    話していて笑ってしまったことがあります

    自分の中の「〜の父親の理想像」とのことですが、
    父親・母親って立場は妻と子、夫と子がいてなれる立ち位置なんだなと思いました。
    離婚しても父親には変わりなく「〜の父親の理想像(離婚した場合)」が続きます。

    元妻という立場の私が思うことは「元夫が再婚してくれたら、私も安心するのに」です。
    添い遂げられなかった申し訳ない気持ち、本当のパートナーと幸せになって欲しいという思い、老後の子供にかかるであろう負担を考えると、そんなことを思います。
    グアポさんに幸あれ。

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