許すこと
visibility648 edit2024.05.02

みなさん、こんにちは。しらたまちゃんです。
今日は雨が降っていて、風も結構吹いていて、寒かったですね。
風邪をひかないように、お風呂やお布団で身体をしっかり温めて、明日に備えましょう〜
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先日、茨城の国営ひたち海浜公園に行きました。
4年くらい前からずっと、ここのネモフィラを見るのが夢で、先日ようやく行くことができました。
みなさんにも見てほしくて、写真を載せておきました。
もし良ければ、写真の感想も教えていただけるとうれしいです…♡
私はお花がとても好きで、美しいお花を見るためにいろいろなところへ出かけます。
お花に込められた花言葉を知ると、お花に対するイメージや感情が湧いてきて、より一層お花を魅力的に感じることができます。
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ネモフィラの花言葉を知っていますか?
写真のように、青いネモフィラの花言葉は
「あなたを許します」
「清々しい心」
この2つがあります。
「あなたを許します」という花言葉は、ギリシャ神話が由来していると言われています。
その昔、ネモフィラという美しい女性に恋をした男性がいました。男性は、
「彼女と結婚できるならこの命を神に捧げます」
と祈り続け、2人は結婚します。
しかし、男性は神に祈りを捧げた通り、ネモフィラと結婚してすぐに亡くなってしまいました。
悲しみに暮れたネモフィラは、冥界へと足を運び、
「夫に会いに来ました。どうか冥界の門を開けてください」
と嘆きます。
しかし、死者しか通ることの許されない冥界の門が開くことはなく、ネモフィラは門の前でずっと泣き続けました。
それを不憫に思った神プルトンが、ネモフィラを一輪の花に変えました。それが最初のネモフィラだといわれています。
「あなたを許す」という気持ちは、妻であるネモフィラが先立った夫を許したのか、神プルトンが妻(ネモフィラ)を一輪の花に変えることで門の前に居続けることを許したのか⋯
それは定かではありませんが、この神話が由来であるとされています。
花言葉の由来を聞くと、さらにその花に込められた意味を深く感じとれますね。
この神話は、悲しくて切ないお話ですが、どこか優しさを感じませんか?
妻であるネモフィラが夫が先立ってしまった事実を受け入れ、夫を許す
神プルトンが悲しみに暮れて泣き続けるネモフィラを思い、代償として花には変えるけれども、門の前に居続けることや存在を許す
人間と神、それぞれの優しさが感じられます。
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公園で一面に咲くネモフィラを見た時には、神話を思い出しました。妻ネモフィラの悲しみや2人の関係の儚さを、揺れ動く花たちがこちらに伝えてくるような感じがして、心が震えました。
でも、ネモフィラという花は見た目がとても小さくて可愛らしいです。その可愛さからなのか分かりませんが、なんだか優しい存在であるとも思えます。
ネモフィラを見る前まで、私は仕事やお家のことなどでいろいろあり、「なんで私はいつもこうなんだ」「やっぱり自分なんて嫌いだ」と、どうしても自分のことを許せないと思ってしまいました。
ネモフィラの丘に行って、40分くらいはネモフィラに囲まれながら過ごしました。
最初は、神話を思い出して心がざわめいていたものの、青い空と青く美しいネモフィラが心をすっと鎮めてくれて、風と共に嫌な思いを全て持って行ってくれました。
「あなたを許します」と誰かが言ってくれている気がしました。
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みなさんも、もしかしたら自分を許せない時があるかもしれません。
この写真とコラムが、そんな時になにかの力になってくれたらうれしいなと思います。
○ひとこと
誰かが誰かを許し、自分で自分を許し、そんなやさしい世界を作り出せたらいいな〜
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