グリーンさんは、苦しんだ経験を生かした仕事をしたいと思っていて、
それに見合ったものが見つからなくて悩んでいるんですね。
乗り越えられたからこそ、今度は逆に乗り越える手助けをしたくなったんですね。
今、20代前半なんですね。
ここは2方面で考えてみるとどうかなと思います。
1つ目は、財産形成。
収入源がその仕事だけだったり経済的に余裕がないと、
やりたいことなど言ってられないですよね。
やりたいことと収入源を切り離すと
選択の幅が広がったり気が楽になったりする場合もあります。
極論を言うと、ほかに収入減があればやりたいことはボランティアでする
というやり方もある。
私の場合には、ほかの収入源は株式投資ですね。
コツコツと続けていて今や本業の半分くらいあるし、
寝てても入ってくるくらいなので、
だから嫌になったら本業辞めて好きな仕事を選ぶという考え方ができます。
2つ目はキャリア形成
なぜその仕事に就けたのかという点に目を向けると、
夢があって計画通りにという人ももちろんいるけど実はまれで、
予期せぬ偶然の出来事があってという場合が多いんですよね。
チャンスはいつどこでやってくるかわからなくて、突然の場合も多くて、
そのチャンスを生かせるかどうかで決まっていることが多いんですよね。
チャンスがやってきても、気持ちだけでという例はまれで
そのスキルがなければ就かせてもらえないし、
もっとスキルのある人がいればその人に取られてしまう。
やってみて合わなかったり続かなかったりというのは仕方ないけど、
スキルにまで持ってゆくようにするのが大事ですね。
逆にスキルを持っておくと、チャンスを待てばよいし、
そういう人にチャンスが巡ってきやすいものだと思います。
実は私も小さいころから病気をたくさんしてきたので、
グリーンさんと似たような目的を持っていて、
整体や健康相談などたくさんトライしたけど
仕事にまでならないまま20年過ごしましたが、知識やスキルは磨きました。
そのおかげで、セカンドキャリアでカウンセラーを目指そうと思った時に
対応できる分野が多くてこれが武器になるという形で生かされた気がします。
何が合うかだけでなく、何ができるかという点に目を向けて、
スキルを磨きながらチャンスを待つという発想もありますね。