ココトモに入って変わったこと【X’masリレー】
edit2015.12.11 1,832
こんにちは、キュウです。
先日、ココトモ宣伝部よりクリスマスブログリレーへお声かけ頂きまして、参加させていただくことになりました!楽しそうなイベントに参加できて嬉しい!宣伝部の皆様お誘いありがとうございます~(*^^*)
昨日鷹れんちゃんのブログを読んだ方はご存じかと思いますが、私の今回のブログテーマは「ココトモに入って変わったこと」です。鷹れんちゃんは、私がココトモに入ったばかりの時から私のことを知っていると思うので、ココトモで私が変化していってることを感じてこのテーマにしたのかな?と勝手に推測。
さてさて、何から書こうかな~?(笑)
私が「キュウ」になったお話
私は元々、いつか自分の病の経験のお話を世の中に発信するつもりで生きていました。いつだったか誰かに言われた「あなたは文を書くのが上手だからいつか自分の経験を本にするといい」との言葉が胸から離れなかったから。それに、自分が一番苦しかったときに、参考になるような「病の先輩」が居なかったこともあって、本か、ブログか、はたまた講演会のような形式でやるのか、具体的には決めていなかったけど、「いつか何らかの形で自分の病気の経験を世の中に発信したい」とぼんやりと考えながら生きていました。
専門学校に入学して、時間ができたのをきっかけに、まずは気軽にできることから・・・と思って、とあるブログサイトで自分の病のお話を少しずつ書き綴っていました。一年近くブログを更新しているうちに、少しずつ読者が増え、心に残る出会いもあったので、ブログって凄いツールだな~と思いながら、せっせと更新していたんです。
でも、そんなとき、学校でTwitterのいじめにあい、そのいじめっ子(といっても当時22歳の大きな子供なのですが(^^;))に、学校の誰にも教えたことのないはずの実名のブログまで探されていじめのネタにされちゃったので、匿名だった病気のブログも何らかの方法で探されて酷いこと書かれたらどうしよう…と恐怖を感じ、泣く泣く消したことがありました。記事の内容のバックアップも取らずに。(勿体ない!笑)
それから数ヵ月はネットに自分の事を書くのが怖くて怖くて、「病の経験を発信したいけど、発信することでまたいじめられたらどうしよう…」の繰り返しで、他にも色々あってブログなんてかける状態じゃ無かったのですが、そんなときに出会ったココトモで、ライター募集!と書いてあるのを見て、「ここでならもしかしたら、私の書きたかったブログを書けるかもしれない…!!」と思いきってライターに応募して、今の形になりました。
ライター募集の記事を見つけてから実際にライターに応募するまで約2ヶ月間迷ったのですが、結果、勇気を出して応募してよかったです。
ココトモでも、色々な素敵な出会いがありました。
変化①ーココトモの「キュウ」になった
ライターに応募すると、ゾノさんから返事が来て、いついつ面接しましょ!と予定をすり合わせ、ココトモハウスで面接することに決まりました。
正直、最初はとってもとっても怖かったです(ゾノさんすみません)。
私は男性が大の苦手なのですが、ゾノさんと面接することになったときは「男の人と一対一で面接!?怖い怖い怖い」と、自分の心のシャッターが降りる音がしました。(ゾノさん本当にすみません)
いじめられた直後で恐怖を感じる度合いが大きくなっている時期だったので、余計にそうなっちゃったのかもしれません。自分の話をあまりできなかったような、そんなことなかったような?ちょっと記憶が曖昧ですが、とにかく内心怯えまくりながらの面接でした。
まあ、素直で隠し事がドヘタクソな私の事ですから、そういう雰囲気が表に出ちゃってたと思いますね。本当にご迷惑をおかけしました。警戒心全開で何も自分の事を話そうとしない私に、ゾノさんが「あなたのお話が聞きたいな」と言ってくれてようやく、今までの話をすることができた感じですかね。そして、優しく聞いてくれたその優しさに、また怯えてしまうという(笑)どんだけビビりなんだ私は。(すみません)
その後鷹れんちゃんとも少し話したのですが、まあ話せない話せない。話題が出てこない。女の子も怖い上に、数ヵ月前Twitterでいじめられた直後に女友達に傷つく一言でとどめを刺されていた私は、鷹れんちゃんを目の前にその時の気持ちがフラッシュバックしてしまって、またもや警戒心全開でガチガチに固まっておりました。(自分から話したいと言っておきながら・・・鷹れんちゃんごめん!)
「私はここで本当にやっていけるのか?…まあでも、ライターはブログを書くだけで誰にも会わなくていいってゾノさんが言ってたし、病気の経験は書きたいし、しばらくは頑張ってみよ。」
そうして私は、ココトモの「キュウ」になりました。
変化②ー心強いブログ仲間ができた
私の一つ目の病の記事、「下痢が続く方へ」を書いて公開したときは、ゾノさんがすごく誉めてくださって、心が少し落ち着きました。というのも、以前別のブログサイトで一人でブログを書いていた時には、記事を書いても「本当にこれで公開していいのかわからない」「叩かれたらどうしよう」という不安に押し潰されそうになりながら必死で書いて公開していたんですよね。最初はコメントもつかないし、不安で孤独な作業でした。
でも、ライターエディターチームでブログを書くと、公開前にライターチームのみんなからブログへの評価がもらえるんです。
つまりは、チキンな私の
「こんな記事世の中に出していいのかな…」
「私みたいなのがこんな風にブログ書いてたら誰かに叩かれるんじゃないかな…」
なーんて不安は、ライターエディターチームのみんなの「ブログ共感しました」「公開されるのを楽しみにしてます!」という言葉であっという間に吹き飛ばされてしまうんです。
「あっ、こんなに色々書いてても大丈夫なんだ」
「私の経験に共感して、私のブログを良いと言ってくれる人がここに居るんだ」
独りでブログを綴っていたときに感じていた”誰にも受け入れられないかもしれない恐怖の気持ち”なんて、そんなの感じなくてもいいよってぐらいに吹き飛ばしてくれる仲間ができました。
「心強いブログ仲間ができたこと」
ココトモに入って変わったことの一つです。
ライターエディターチームのみんなのことも、MTGで何度か顔を会わせるうちに慣れてきて、あまり怖くなくなりました。(もちろんゾノさんも!笑)
変化③ー前向きに人と関われるようになってきた
私がココトモに入ったばかりの時は、それはもうTwitterいじめのトラウマでがんじがらめになっておりまして、「人と話すときは自分のことを話すと馬鹿にされる」というような意識で居たので、なるべく感情を表に出さない、考えを言わない、人と話すときはなるべく失礼のないように頑張る、みたいな、人と接するときのルールみたいなものを頭のなかで作っていました。あと、必要最低限でしか人に会わない、甘えない。とか。
そんなルールを作ってしまうと、人を目の前にしてもなんにも話すことがなくなるじゃないですか。さらには、自分に自信もないから目も合わせられずに失礼な態度とっちゃうし。
バイト先でも、自分のことを全く喋らない・おどおどしていることが反感を買って、怒られたりすることも多くなっていました。
そんな時、ライターエディターチームのミーティングが始まったぐらいのタイミングだったと思うんですが、くぅさん・オハナさん・鷹れんちゃんの三人にお祭りに連れて行ってもらったことがあったんです。
その時も、まだ全くと言っていいほどみんなと話せなくて、そんな自分を責めたりしてたんですが、そんな私でも関係なく優しく接してくれた3人が新鮮で、この人たちは悪い人じゃないなって思って。いつか私もこんな風に友達と笑い合える日が来るといいなって希望を持つようになりました。
帰り道、たまたま電車が一緒だったオハナさんと色々お話したのですが、その内容も新鮮で、私もココトモに居たら何か変わるのかなって思って。少しだけ、ココトモに対する警戒心が薄れました。
それからは、organさんのブログを読んで勇気を出してコメントしてみたり、オルガンさんに会いたい!と言って、居る日を狙ってココトモハウスにお邪魔してみたり、これからのアドバイスをもらったり。
鷹れんちゃんに会いたい!と言って、ココトモハウスで会う約束をしたり。LINEでお話ししたり。
元々、興味を持ったことに対しては行動力のある私なので、警戒心が解けてからは少しずつ前向きに行動できるようになっていきました。
「前向きに人と関われるようになってきた」
いじめのピークだった3月には死のうと思うまでに追い詰められ、絶望の淵に立っていた私が、こんなに早く変われるなんて。ココトモに入って、変われてよかった。本当、人生何があるのかわからないですね!
変化④ーtwitterを始めた
twitterでいじめられたのに、またtwitterを始めるって、怖くありませんか?
「何かの拍子に、前にいじめてた子に見つかったらどうしよう」
「受け入れてもらえなかったらどうしよう」
そんな気持ちでいっぱいになりませんか?
私はなりました。辛い思いをするぐらいなら、SNSなんて二度とやらないわ!と思ってました。
でも、ココトモでライターをはじめて、キーワードとかSEOとかをほんのちょっとだけ使うようになったり、夢を叶えるためにデザインの学校の説明会に幾つか出席したりしているうちに、
SNSって、大事じゃね!?
と思うようになったんです。ただブログを書いて公開するだけでは、アクセス数を伸ばすのって難しいんですよ。色々な人に読んでもらうためには「こんなブログ書いてるよ!!」って知ってもらうことが必要で。知ってもらうためのツールの一つとして、SNSが有効ということを知って、「これは怖がってはいられないな」と思い。
そういうの下手くそで今でもあんまりわかってないんですが、わからないなりにネットでやり方をみながら、まずはtwitterでのブログ拡散を始めてみることにしました。
そうしたら。
「ブログ、読んでます!」
「ブログ書いてますよね?キュウさんのこと知ってます」
「twitter始めてくれて嬉しかった」
などなど、予想外の嬉しい反応がもらえました。
あれ?私のブログって、思ってるより読者いたんだ?しかもなんか、みんな歓迎してくれている・・・???
そう思ったら、なんだか私も存在する意味のある人に思えてきて、ブログを書くのが楽しくなってきて。間接的に私の人生を好きと言ってくれる読者さんたちがありがたくてですね。
「twitterも、そんなに悪いもんじゃないな」
と思えるようになってきたわけです。(単純)
それに、デザイナーになりたいのにSNSが苦手とか致命的なのでね、それが克服できてきたのはとてもよかったです。はい。
「twitterを始めた」
このことは、小さいようで、私にとって大きな意味のある変化でした。
変化⑤ー人が好きになってきた
私は元々、人がだーいすきな人間でした。みんなが好き、みんなのためにお節介しちゃう、友達のためなら苦手な早起きもできちゃうし、相談にも乗るし、できる限りなんでも!してあげたくなっちゃうような人でした。
人に話しかけるのは苦手だけど、一時期は苦手を克服できた!と思えていた時期があって、初対面の人にバンバン話しかけては友達を作り、いろんな話をして楽しんでいた時期がありました。
そんな当時の私の心も、すでに色々な傷を抱えていて、一筋縄では行かないんですよね。
人と話した後は必ずと言って良いほど後悔するんです。「あの時のあの言葉があんな風に人を傷つけてしまったんじゃないか」と些細なことでずるずる三日は悩む人で。人が好きなのに、人が怖くて、新しい人と話すたびに、親しい人と話すたびに、大切な誰かと何かをする度に心はボロボロになっていく矛盾。楽しいけど苦しい日々。
そして、いじめ。
いじめによって自殺未遂にまで追い込まれ、「人が好き」なんて前面に押し出すことができなくなった私は、全く笑わないようになり、人を避けてしまうようになりました。人を避けると、益々人が怖くなって、どんどん人に近づくことが難しくなっていって、最終的には人が嫌いになりました。
でも、ココトモに入って、人と関わることがだんだん難しくなくなってくると、また昔のように「みんなの事が好き!」な気持ちが溢れだしてきて、笑顔が増えたり、人に自分からハグしたり(昔から挨拶ハグが好きでした!)、自分らしさが取り戻せるようになってきて。
「私ってやっぱり人が好きなんだな~」
って思うことが増えてきて。
あんまり好き!を押し出すとウザがられて傷付いたことがあるので、そういう自分を再び表に出すのはとても怖かったけれど、少しずつだけど、ハグ好きなキュウを復活させようと頑張ってみたりとか(笑)
だんだんと、人が好き!と思ってしまう自分を認められるようになってきました。
人が好きになってきた
これも、私がココトモに入って変化したことの一つです。
変化⑥ー私の価値を教えてもらえた
ココトモに入ってブログを書いていると、なんと!!「あなたと会ってお話ししてみたい」と言ってくださる方が二人ほど出てきてくれました。
そのうちの一人には、先日偶然ココトモハウスでお会いすることができまして、お話する機会がありました。男の人だったので最初はビビって警戒していたのですが、organさんが「せっかくだから話しなよ~」と言ってくれたことで緊張が和らいで、勇気を出してお話することができました。(organさんありがとうございます!!)
その方との会話のなかでは、私のことを話すだけではなくて、その方自身の経験も少しだけ聞かせていただくことができて、「自身の経験を打ち明けると、相手も経験を話しやすくなるのかな?」と思ったり、色々と感じるものが多かったのですが、一番感じたのは「この人はブログに書いた私の経験のなかに何らかの価値を見いだしている」ということで、私にとっては嬉しい驚きでした。
今の私にはお金も学歴も何もなくて、将来どう働いていくか見通しもたっていなくて、親ともうまくいかない上にトラウマも抱えて苦しんでいる途中の未熟者なのに、それなのに、私に唯一ある「過去」を肯定してくれる人が居るということは、自分の価値がわからなくなっている私にとっては予想外の事で、目から鱗が…(ポロポロ
お別れの時には、思わずハグしたくなるような嬉しさと、自分のなかに苦手なはずの男の人に(挨拶の)ハグをしたいと思う気持ちが生まれたことへの驚きが入り交じって、苦手を克服しつつあることを自覚できたからなのか、自分を肯定してもらえたからなのか、なんとも言えない幸せ感が心を満たしていました。
(キュウは本当はハグ好きな人なのです。今は人が怖くて警戒心が強くてなかなか出来ないけど、前はorganさんみたいに誰にでもハグしてました笑)
もう一人の方にはまだ会えていないのですが、LINEでお話ししたり、Twitterで絡んだりと仲良くさせてもらっていて、近いうちにココトモハウスで会いたいなーなんて。(ね、のえるちゃん??(笑))
「ブログ共感しました!」と言うことで、間接的に、「あなたには価値があるよ」って教えてくれる人たちに出会えたこと。
これも、私がココトモに入って変わったことのひとつです。
おわりに
私がキュウになったお話、いかがでしたか?
最初は警戒心ありまくりで心のシャッターが降りていた私でも、ココトモのメンバー達と接していくうちに、心が溶かされて、少しだけ前向きになることができました。
ココトモって、そういう場所みたいです。
自分に自信がなくても、病気でも、男の人が怖くても、まるごと全部受け入れて、助けてくれる人たちが居るみたい。
入るまでは怖くて、ココトモハウスなんか絶対行けない!と思ってたのに、いつのまにかorganさんに会いたくなって、鷹れんちゃんに会いたくなって、オハナさんに会いたくなって…
今では月に2回くらいのペースで通ってます。まあ、そのうちの一回はMTGが主な目的だけど。でも、会いたい人に会うために遊びに行くこともできるようになりました。
ココトモメンバーになることにちょっと興味があるけど、怖くて1歩踏み出せない…
と思っているそこのアナタ!(笑)
こんなダメダメなキュウでも、自分の価値がわからなくても、男だからというだけで誰かに心のシャッターが降りてしまうことがあっても(笑)やさしく受け入れてもらえたので、きっとあなたも丸ごと受け入れてもらえることでしょう。
ココトモメンバーって、楽しいよ!!
ということをお伝えしておきます。
さてさて、明日のブログ担当は、まるまさんです。
まるまさんは、ココトモでは「相談サービス向上部」というチームで活躍中。一度だけお会いしたことがあるのですが、真面目で、笑顔がさわやかな素敵な方でございます(*^^*)
そんな真面目系さわやか男子のまるまさんにお願いするブログテーマがこちら!
「ある日のココトモハウスの一日」
ココトモを利用してくださっている皆様に、ココトモハウスの日常をお伝え出来るといいなーと思って、このテーマをお願いしました。
まるまさんのブログ、楽しみだな~。
ではでは、引き続きクリスマスブログリレーをお楽しみください(*^^*)
キュウはクリスマスブログリレーの最終日に皆様に差し上げるプレゼント製作にも関わっていますので、そちらもどうぞお楽しみに!!
メリークリスマス(^o^)/
キュウ
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