全部幻想。

自信が欲しい人って、どのくらいいるんだろうか?

ツイッターでもよく見る。

口にする人もよくいる。

自分だって欲しい。

持てた!!と喜んだ途端になくなったりする。

持てたんじゃなかったっけ?って、絶望する。

持てない苦しさも、持てたと勘違いした瞬間も知っていて、今は絶賛ない状態だ。

でもそもそも、喜びや幸せのように、嫉妬や苦しみのように、目に見えないものだ。

自信がある、と思えば、ある。

ないと思えば、ない。

人に「自信ありそう」と言われても、本人がないと思えば「ない」。

なんで、私も他の人も、欲しいんだろうか?

そもそも、思い込みなんじゃなかろうか?

自信とは、「幻覚」だ。

所詮それは、「幻想」に過ぎないのかもしれない。

目に見えないものはなんだったそうだ。他人がどうすることも出来ないし、全ては「自分の心一つ」で、あるないを決めることが出来る自分だけの世界に過ぎない。

個人の感情に過ぎない。

だから、あるないはきっと、自分で勝手に決めていいはずだ。

それでも「ない」と思う人が多いのは、幸せを感じていなかったり、自分の人生を自分が納得出来ていないからなのかもしれない。

自信がないという人が、キラキラしているのをあまり見たことがない。

とりあえず、自信がないと私が思う時は、大抵毎日も人生も自分自身も沈んでいてくすんでいる。

でも、私は自信があると思えた時は、実際あまり記憶がない。

でも人から言われることはある。

多分、自信があると自分で思う時と、他人から思われる時も、大きな隔たりがある(場合もある。イコールの時だってあるだろうけど)

自信があるないは個人で決めて良いとは言ったけれど、なくてもいいと思う。

だって、あったからと言って、ずっとあり続けるものでもない。なんせ、自分次第なんだから。人生が変われば、もしかしたら失くすかもしれないし、逆により大きな自信を持つかもしれない。

でも、やっと持てた人にとって、また失くしたという感情を持つのも中々辛いものがある。

「自信」を、他人から褒めてもらったり、認めてもらったり、許してもらったりした時に湧き出るものだという人もいた。

その人が言うことも経験から大いに共感出来た。私もココトモの関わりや、そこから持てた関係、これまでの友人から貰ったものが数え切れないくらいだ。

でも不思議。個人が勝手に思うことかもしれないと言いながら、自信を生み出すのは「他人」だったりもするんだから。

自分の感情を、自分の自信を、他人が握っているなんて、他人が左右するなんて。

人は1人で生きていけないんだなと、より実感する。

私の自信も、きっと今は特に会社の人が握っているんだろうな(って考えると、割と悲しかったりする。自分の翻弄されやすい、人としての小ささを感じる…)

自分の感情なら、自分の思い込みなら、自分の自信くらい、自分で守れるようになりたいなと思う反面、人に左右されるなんてどうしようもないし、あるないなんて1秒で変わる不安定で目に見えないものなら、あってもなくても、持てても持てなくてもどうでもいいかもしれない。

でもなくてもいいんだけど、例え幻想でも一瞬でも、ワクワクしちゃう!とか、楽しい!ってのは、時間が許す限り味わっていたい。

嫌な感情があるからこそ、楽しい感情も輝くかもしれないが、もう散々嫌な感情は味わっているし、元々ネガティブな性格ではあるんだから、嫌な感情なんかデフォルトみたいなものだ。

だから、楽しんでいる時は自分ですぐ分かる。

楽しさを出すことを抑えられないから。

ワクワクするから。

自信がないままでいい。あると思える瞬間があれば、儲けものだ。

それでも良いから、楽しいと思える自分の時間を、自分の力で、少しでも増やしていけたらと思う。

多分全部、幻想だからね。

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コメント一覧

全1件
  1. schedule2019.10.01

    ぬい

    ハラリが著した『サピエンス全史』にも虚構について触れている一説がありますね
    虚構を信じる力が人類を発展させる大きな力になった
    無いはずのものをあると“考える”のか“信じる”のか“願う”のか“存在しないと切り捨てる”のか
    それに対する態度は様々なのかなと思います
    むろん、それは人間の意識できる範囲だけの世界ではないのかもしれません
    無意識の世界にあるものなのかもしれません
    その無意識の世界に存在する幻想
    つまり夢が私達に生きていくための希望を与えてくれているのかな
    なんて思ったりします

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