今の私に至る出来事

こんにちは、今回初ブログ!なAniesLee(あにえす・りー)です。
「アニエスさん」とか「りーちゃん」とか自由に呼んでくださいね。
ふだんはスピリチュアルカウンセラー、悲嘆ケアアドバイザーとしてお仕事をしています。
私はある意味特殊な仕事をしていることもあり、「Aniesさんがこの仕事をするに至ったきっかけってなんですか?」とよく聞かれます。
うーん、「突如神さまから言いつけられた」とか「前世からの宿命で」的なかっこいいこと言えたらいいんですけど、残念ながらそんなんではなくて。
でも、私にとってはかけがえないきっかけ。
「それは恋だったのです」
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私が中学生の時、夏休みの今頃の事。
ある朝テレビのチャンネルを色々変えてみてたのです。
そんな時、偶然ある子供番組を目にしました。
歌のお兄さんとかお姉さんとか、かわいいキャラクターが出てくる某テーマパークの番組なのですが…
当時の私は家にも学校にも居場所が無くて「自分は何のために生きてるのか解らない」といった具合だったので、テレビで繰り広げられている光景を見て「こんな楽しい世界が現実にあるんだ」と衝撃を受けたのです。
出演者である歌のお兄さん自らがその番組に流れている歌やキャラクターの寸劇などを手掛けていると後で知った時、尊敬と憧れとも相まってその歌のお兄さんに恋をしてしまいました。
(ここまで書いておいて、自分でも実はかなり恥ずかしい。)

当時番組の収録が行われていたテーマパークでは公開収録というものをやっていたので、それに参加したりしました。
収録を終えた後に一緒に写真を撮ることができる機会があったので、嬉しくて心がピョンピョンしてましたね。
何度か足を運ぶうちに「また来てくれたんだ、いつも応援してくれてありがとう」と言われたのです。
家にも学校にも居場所が無くて、一層悩んでいた時でしたから「自分は居ていい存在、生きていて良い存在」だとその時理解したのです。

それから私は、その方の「想い」とか知りたいと思いました。
「作り手としての想い」とか、ニュアンスは色々あるのですが。
自分は当時引っ込み思案で自分の思いを伝えるなんて難しいわけで、かと言って誰かに相談ができるわけでもないしで、結局「自分でタロット占いをやってみる」という考えに至ったのです。
(正確には、生年月日から計算する手法をとろうとしたものの私が計算が苦手で、本屋で見つけたタロットカードを扱うことに至った感じです。)
本を読んで、身近なことをタロットで占ってみる日々。
すると、日常の些細なところにも目が行くようになって、楽しい発見をたくさんたくさんするようになってきたのです。
少しずつ「生きること」が楽しくなってきて、「こんな想いで歌や作品を作ってるのかもしれない」と憧れの人の想いを知っていくようでもあって嬉しかったのです。
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学校にこっそりタロットカードを持って行って、休み時間に占いの練習をしていると、クラスの他の生徒から話しかけられるようになりました。
これは私自身予想外の嬉しい出来事で、皆を占っているうちに「自分は実は人の相談を聞くのが好きなのだ」と実感した出来事でした。

ある時、私は思い切ってお手紙を渡しました。
作品も、人柄も、心から憧れて尊敬して、恋をしているという事を書いた手紙です。
その恋が実るわけはないのですが、そうであってもどうしても自分の想いを伝えたくて仕方がなかったのです。
勿論、返信もいただけるはずもないのですが、自分の思いを伝えないと後悔すると思っていたのです。

私は既に高校生でしたが、毎週番組は欠かさず見ていました。
けれど、番組で歌のお兄さんの姿を見かけることが少なくなっていて、「もしかしてお忙しいのかもしれないし、何かあったのかもしれない」と思っていました。
そんな秋のある時、夢に現れました。
今でもはっきり覚えています、とてもはっきりした夢だったのです。
そこでお兄さんは「ごめんね、ありがとう」と私に告げました。

その2日後。
他のファンの方を経由してその知らせはやってきました。
「病気で亡くなられたそうです」と。
38歳という若さで、癌だったそうです。
その時のことは何度思い出しても涙が出てきます。
もう15年前のことではあるけれど、15年経った今でも涙が出てきますね。
けれど、また疑問が出てくるのです。
「どうして最後の時、わざわざ私にあの言葉を告げたんだろう?」って。
今でもその疑問の答えを探していますよ。

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それから自分自身、悲嘆状態(大切な人を亡くした悲しみの状態)を経験しました。
(鬱にもなって、それがきっかけとなって自分が広汎性発達障害だと知ることもできました。)
つらいときに話を聞いてくれる人がいて、「自分も、同じような悩みを持っている人に『乗り越え方』をお話できたらいいな」って思うようにもなりました。
そんな経験がいまの私に至る一連のきっかけです。

なににせよ、「きっかけ」って、どんなことだっていいと思うのです。
私みたいに初恋がきっかけでも構わないのです。
他人からしたら大したことのない些細な出来事かもしれないし、「ただの偶然」として片づけることだってできると思う。
けれど「自分にしかわからない偶然の必然」があるなら、それを「きっかけ」にしていろんなことにチャレンジしてみると良いかもしれませんよ。

因みに、私がココトモメンバーになったきっかけ、それは「ココトモハウスに冷蔵庫をお譲りすること」でした。(引越しのタイミングでお譲りすることになったのです。)
ココトモハウスがもうすぐオープンですね。
冷蔵庫、皆さんぜひ仲良く使ってくださいね。

長々と読んでいただきありがとうございました。
りーちゃんでしたっ!

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コメント一覧

全2件
  1. schedule2015.07.21

    Green(みや)

    あにえすさん

    これからよろしくお願いいたします!
    冷蔵庫ありがとうございますー

  2. schedule2015.07.20

    ゆきえ

    はじめまして。ゆきえと申します。
     
    まぁ~!素敵なお話、ありがとうございます☆
    タロット占い、わたしもいつかやってもらいたいなぁ。うふふ

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