「性別違和」を知ろう 第1話

みなさま初めまして。李夜と申します。

突然ですが、「性別違和」ってご存じですか?

性別違和、それは心の性別と体の性別に違和感を感じる人のことを指し、かつて性同一性障害と呼ばれていたものです。
(障害という言葉にあまりいい印象がないため、こちらの呼び方は減りつつあります。また、分類が精神疾患から変更された話もありますが、それはいつか機会があれば)

調べてみると知識だけは入ってきますが、当事者の声って意外と少ないんです。なので、当事者がどんなことを考えているのか、それを知る機会になればと思い、筆を執りました。

性別違和に該当する人であっても、その考えは千差万別であり、あくまでも当事者の一人が思いの丈を語るだけのコラムであることはご容赦ください。

「LGBT」という言葉に感じる違和感

話は少し変わりますが、「LGBT」という言葉はご存じでしょうか。

近年取り上げられることが多くなったため、言葉を知っている人は多いと思います。

  • L(レズビアン)    :性的対象が女性である女性
  • G(ゲイ)       :性的対象が男性である男性
  • B(バイセクシャル)  :性的対象が両性である人
  • T(トランスジェンダー):体の性と心の性が一致しない人

ここまで知っている人は満点です。
もう一歩踏み込めると花丸満点です。

LGBT(性的マイノリティ)は、性に関する問題を抱える人たちを包括した言葉です。上の4種(細かく分類するともっとある)もそう見ると、確かに意味通りの分類ですよね。

ただし、一つだけ同種に扱うのは違うよね?となる言葉が紛れ込んでいることはご存じでしょうか。お察しの通り、T(トランスジェンダー)のことです。

L、G、Bの3つは性的趣向(恋愛対象)に関わる言葉です。
一方、Tは性自認に関わる言葉であり、性の在り方の次元が違います。

対外的な問題を抱えるLGBと、体内的な問題を抱えるTという分け方が出来ます。
難しい言い方をすると、「文化的、社会的制限の多いLGB」と「物理的、制度的制限が多いT」となりますね。

 

...だからと言ってどうってことはないのですが。

同じにするな!と怒るわけでもなく、分類を分けてくれと望むわけでもなく。ただ、ちょっと変だよねっていうことを共有したくて書きました。

第1話目のコラムなら、これくらいゆるゆるな感じがちょうどよいのではないでしょうか。

というところで、今回はここで終わりとします。
では皆さま、また第2話目でお会いしましょう。(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ♡…*゜

 

2025/5/7 10:54 一部文言の修正

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